院長ブログ

03AUG

打球で脱臼

2006年08月03日

17才♂高校球児です。
前日夕方、ノックの打球を口で(!)受けてしまったそうです。右下2が脱臼し、大きく変位。矯正治療が終わってリテーナーとしてのワイヤーを下顎前歯舌側に貼付けてあったのが折れ曲がり、でもそのおかげで歯は抜けずにすんだようです。脱臼した歯は自分の指で整復して練習に戻ったんだそうです。高校球児のド根性というべきなのでしょう。
太デ.jpg
右下2近心にみえる歯根膜腔の拡大が3ヶ月後にはすっかり治っています。さすが驚くべき回復力!

ところでこの子、3歳児当時から来院していてフッ素塗布なんぞやっていました。あまりに小さくて自分でチェアーにあがれず、私が抱っこしてのせていたくらいでした。ところがいまや180数センチの見上げる長身に成長しました。守備のいい彼は昨年、2年生外野手のファインプレーとして写真入りで新聞に取り上げられていました。3年生の主力となった今年、なんと県大会で優勝して来週は甲子園大会なのです。うれしいですね〜。これが我が子なら休診してでも応援に駆けつけたいところです。
富山県代表F岡高校を応援しましょう!!

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