院長ブログ

19NOV

Q ルートプレーニングを開始のサインは

2008年11月19日

(TDC卒研後、いくつか質問をいただきましたので順にお答えします)

A: 私たちが大切にしているルートプレーニング
 1.プロービングデプスの深さには無関係に
 2.歯肉縁上縁下とわず「1歯1回で」
 3.麻酔をしない
  を的確に行うために大切なことは
「プラークコントロールが定着し、歯肉(歯周組織)の性状に変化が見られた時」に開始することです。下はその一例。
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左:水っぽい歯肉が、右:歯肉が乾いた感じに変化しています。これがルートプレーニング開始の合図。ここにくるまで4ヶ月かかっていますが、こうなるまでブラッシング指導のみ、「縁上のスケーリング」はしないのです。患者さんのモチベーションを持続させることは歯周治療に携わる歯科衛生士の技量(のひとつ)です。

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