院長ブログ

20APR

わが現役最後の独走トライ

2009年04月20日

1984年冬、雨の稲毛グラウンド。まん中ボールを持って走っているのが24歳(!)当時の私。水色ジャージはレフェリーでそれ以外追走してくる全員泥ネズミで敵も見方もよくわかりません。敵陣10mライン上「まきの〜左〜(にフォローがいるよ)!!」という声が耳にはいりました。右からタックラーが来ているものの私はパスする気などさらさらなく、あと40m逃げきったら田んぼのようなインゴールにダイブです。
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今頃なぜこんな写真なのかというと、昨日の計測で実に25年ぶりにこの日の体重に戻ったのです。当時は当り負けしない強い肉体を作るためにと意図的に毎日どか食いに加えて粉ミルクまで呑んでいました。運動量がそれに勝ってか体重は思うようには増やせませんでしたが、肉体にも精神力にも自信がありました。こんな激しい運動を毎日しなくなって以来25年間、増えた体重は4kg。(でも意外と少ないでしょ?)
 さる2月の人間ドックでイエローカードをもらってから、血糖値をセルフケアする決意をして「毎日満腹、休肝日なし」を止め「腹7分目、週に6日休肝、片道7kmの徒歩通勤を週に3日以上」を決めました。それらを守ること2ヶ月ちょっとで4kg減量しました。糖尿病なんぞちょっとご勘弁願いたいのでもう少し続けるつもりです。でも体重のことよりも呑み食いをセルフコントロールできるようになった自分を褒めてあげたい(少し前までできなかった)。重度糖尿病なのに食事の量を我慢できないひとというのは、脳の海馬に障害をきたしているのだそうです。できる間は救われるのです。煙草も同じかな。
血糖値やら薄毛やら、ジジイみたいな話題ばかりで全く困ったもんです。

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