院長ブログ

16MAR

異例:短期間での歯周治療

2010年03月16日

オーストラリア在住のMさん(30歳女性)から「歯周治療希望」というメールが届いたのは'09 10月でした。「オーストラリアの歯科で侵襲性歯周炎の診断をうけました、前歯が抜けそうで怖い、11月から2ヶ月あまり富山の実家に帰るからなんとかしてください」「おいおい、歯周治療ってすごく時間がかかるんですよ、侵襲性Pだって!?そりゃ無理でしょ、何?今マレーシア旅行中?そんなのやめて早く帰って診せて〜、『イ〜』って自分の口元写メ撮って添付できない?レントゲンもらったのならそれも撮って添付して〜」なんてやり取りを経て11月に帰国しすぐ来院されました。
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さすが世界を股に活躍されている翻訳家、頭の回転も理解も良く,充分なモチベーション.
でも脱兎のごとくこんな短期間で歯周治療が進んだのは異例中の異例です。
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レントゲン上で骨に変化が見られるにはまだ時間がかかりますが、出血は全てなくなりPDも安定しました。これからロンドンに住まわれるとのことで、旅立ってゆかれました。問題はメインテナンスです。英国の歯科事情は全く知りません、うまく継続維持できればいいのですが。
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