院長ブログ

25AUG

南砺の至宝展 彫刻の源流 -井波木彫刻 名工の群像- 

2011年08月25日
今日は井波彫刻の源流を探りに行ってきました。
まずは初代横山白汀作「神農像」。
初代白汀.jpg
大正時代初め頃の作ですが、持ってる杖まで掘り出した精緻な作品です。
こちらの衝立は2代め白汀作「双麗」。
二代白汀.jpg昭和30年頃の作といわれているようですが流失品となったのを私が買い取り、現在拙宅玄関に飾っているものです。なので「個人所蔵」の個人とは私のことなのです。出しゃばらない控えめなデザインが大正時代だというのに実にモダンで、お気に入りなのですが、この場に置くと井波彫刻の歴史のなかでの位置づけも明確になり、改めて光栄なことなのだと実感しました。
「至宝展」は平成23年8.13~9.4 福光美術館で開催中です。

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