院長ブログ

12NOV

保育園児の外傷

2014年11月12日
子供の歯の外傷は休み時間や放課後に起こることが圧倒的に多いので、歯科医院はお昼休みや終業後の時間帯にあたることが普通です。
昨夜、帰りの後片付け中、電話がなり保育園で園児がでんぐり返しをしていて顔面をぶつけ、歯を脱臼したとの由。来院されるまでに少し時間があるのだろうと私は奥の部屋で所用を済ませていました。
診療室で話し声が聞こえるようなので出て行くと、つきそってきた保育園の保母さん、駆け付けて動揺し狼狽するお母さんには待ち合い室で待ってもらい、受傷して泣き叫ぶ園児をなだめる者、外傷処置のマニュアルどおり写真撮影、レントゲン撮影の準備ときびきび動いているスタッフらの姿がありました。
乳歯外傷.jpg
私が顔を出した時にはすでに必要な道具も揃って準備万端、慌てず騒がず落ち着いて脱臼した歯を歯槽窩に整復し、屈曲して適合させたツイストワイヤーをスーパーボンドで止めて止血を確認したら一件落着。「がんばったね〜!よかったね〜!!」と我が子を抱きしめるお母さん、でした。
 迅速で正確に完璧な準備をしてくれていた我が医院スタッフなかなかやるもんだ、たいしたもんだと自画自賛でした。

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