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2007年12月12日

線維性エプーリス epulis fibroma

60代男性。不適合クラウンを外し残根の抜歯と同時に切除。右は2w後。病理所見に悪性は認められなかった。
エプーリス.jpg

『エプーリスとは歯肉腫ともよび、歯肉に生じた限局性で有茎性の良性腫瘤の臨床的な名称である。その本体は歯肉、歯根膜、歯槽骨膜、歯槽骨から発生した炎症性または反応性増殖物である。臨床的には普通は有茎性の腫瘤で表面は凹凸不整、分葉状のものが多い。病理組織学的分類のなかで「線維性エプーリス」は線維組織の増殖からなるもので、肉芽種の陳旧化したものと考えられ、部分的に肉芽の様相を呈し、単調な組織像を示さない。外観は2次感染がなければ淡紅色で弾力性に富み、やや硬い。
エプーリスの治療は外科的切除による。』  (新口腔外科学通論 より抜粋)

10代男性。半年前から発生を自覚した。右は切除2w。あとは経過観察とした。
エプーリス2.jpg

投稿者 makino418 : 05:42 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月12日

悪性腫瘍?

’9010初診 50歳代男性
9010.jpg
歯周治療を勧めたが、応じず中断した。

5年後 '95に再来院したが、骨吸収はすでに根尖をこえて進展していた。
進展.jpg
歯肉.jpg

病理組織診の返信は「扁平上皮癌」
病理.jpg
癌センターにて癌病巣摘出および下顎骨片側離断術、しかしその数ヶ月後に亡くなられた。

類似ケース 60歳代男性
悪性?.jpg
デンタルでは前回のケースと見分けがつきにくい。抜歯後すぐに病理組織診を依頼した。
抜歯.jpg
返書.jpg

No Malignancy の文字に胸をなで下ろした。

投稿者 makino418 : 08:18 | コメント (1) | トラックバック

2007年10月05日

エナメル上皮腫の予後

初診当時30歳代女性 右下臼歯欠損部にブリッジによる補綴(‘94)
7年後、ブリッジポンティック下部の腫脹を主訴に来院した(’01)。
アメロ1.jpg
パントモにて右下顎骨にX線透過像が認められる。
アメロ2.jpg

T市民病院歯科口腔外科を紹介。病理組織診の結果はエナメル上皮腫との診断だった。
アメロ3.jpg
全麻下にて摘出術を行った。

6年経過。他の主訴で再来院(’07)。
予後6年.jpg
経過良好。X線上で骨の再生が認められる。

投稿者 makino418 : 20:19 | コメント (0) | トラックバック