院長ブログ

2010年10月のブログ記事

31OCT

名案

2010年10月31日

ホテルに到着し早速スーツケースをあけると、やはり少ししわになっていました。そこで眼にはいったが隣の空いたダブルサイズのベッド。シーツにはさみ毛布をかけておきました。初日の夜は、老年医学の勉強にハワイに留学している頭脳明晰なる好青年Dr.狩野と呑む。
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酔っぱらって部屋に帰りシーツを開けると、しわはすっかり伸びていました。
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よしっ、と。

28OCT

ポスターをいかにして運ぶのか?

2010年10月28日

出発を明日に控え,手荷物準備です。
布プリントとはいったものの,正確には「ビニールシート」のようなものです。ぎゅっと折り畳めばしわになるのです。かといっていまさら筒にまいて機内持ち込みってのも芸がない話。なんとかしてスーツケースに入れて行きたい、、、。考えたのは梱包用のクッション材です。
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う〜んでもやっぱり角はくしゃくしゃになる。やはりある程度の折り目は犠牲にしよう,そのかわり大事な部分で折れないように余白の部分であえて折ってスーツケースの合わせる、に落ち着きました。
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サンドイッチ状に折り重ねたポスターからアオリイカの昆布締めを連想するのは私だけ?
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27OCT

歯界展望11月号

2010年10月27日

3年や4年じゃあ「経過症例」ではないと批判されることは重々承知のうえですが、結構派手な症例な上、結果が数値や文章でなく正確なレントゲンや明確な写真でみたことがなかったのでこのようにした次第です。
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同じ号に掲載されている非歯原性歯痛の同級生IM先生の本から引用させていただいたことは最終号に一括掲載です。

24OCT

TipRun釣法〜3DCT

2010年10月24日

アオリイカ釣りの革命と言われるTipRun釣法とスパイラル釣法がほとんど同じ、てことはそれが「正道」なのでしょう。昨日夕方、先日getした専用ロッドを試してみたら,サックサク釣れわずか一時間弱で10パイ!こりゃ明日の朝マズメなら二人で100パイだ〜!と期待は高まるばかり、、真っ暗な4時前に興奮して目覚めてしまった。ところがいかんせん、あまりたいしたことにはなりませんでした。
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終盤、フクラギ釣りをもう少し楽しみたかったが、今日はもひとつの仕事があったのです。県歯のセンターに患者さんに帯同してCTの撮影です。数年前から医科用CT撮影を総合病院に依頼した画像を当院pcで解析して診断に活用してきましたが、歯科用3DCTには他に大きなメリットもあってうまく使い分けたいものです。歯科用3DCTを県歯に導入され、それを使わせてもらえることはありがたいものの、センターの利用時間は限られているため、それに患者さんと私との3者が合わせて出向くのは結構高いハードルなのです。
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今回、Windows版、Mac版0.8mm、0.48mmスライスの3パターンを焼いてみてもらいました。それらの画像の比較はいずれ本ブログでご覧いただけるかもしれません。
県歯のCT、私が使用第一号なんだだそうですが、私の指でイカ臭くなってなければ幸い。
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23OCT

出産退職

2010年10月23日

「席次表からメニューまで手作りの幸せいっぱい華燭の宴」が思い出されるDA関野(旧姓北山)の臨月が近づいてきました。
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「できればお産の直前まで働きたい」という本人の意向を尊重することにしていましたが、ここ暫く体調が芳しくないようで心配でした。ついに無念のギブアップ?を申し出てきて、今日が最後の出勤となりました。
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あまりに忙しくても逆に(ドタキャンがあって)ヒマでも、カリカリしがちな院長の下、どちらかといえば「癒し系」の彼女。「スライド見当たらない」「撮影日全部探してくれ」なんてめんどくさい仕事を笑顔でこなしてくれるとってもいいアシスタントでした。子育て子守りにめどがついたら復職してくれるかもしれません。かわいい赤ちゃんが生まれます様。
 今日は愚息のバースデーてことで、我が家には稀なケーキが登場しました。
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20OCT

何をいまさら!?

2010年10月20日

つい数週間前のこと、日本歯周病学会HPをみてびっくり。ポスターの仕様が縦長から横長に変更だというではないですか。プリント直前でしたがあわてて横版に作りなおしたのでした。でも色調が気に入らなくてプリントし直し,,,,ついに一部は「切り貼り」で落ち着きました。
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もういいや、これで手をうとう、そんなことを思っていた矢先、「ポスターセッションにおける注意点」が配布されてきました。いわく:6.〜文字の大きさは最低72ポイント以上とし全て太字かつ大文字で表記してください。7.〜より詳細で深い内容の討論を行う場ですので,ポスター発表の内容については解説がなく理解できる程度までわかりやすく作製してください。〜
 72ポイントといえばかなりでかい文字です、タイトルくらいかな。そんな少ない文字でどうやって「解説が要らない程度まで書け」というのでしょうか?そもそもこんな間際になって何だというのか!電話で問い合わせると「アメリカ歯周病学会からのお達しで、、、、」なんていい加減な回答しかもらえませんでした。
もう遅い、このままでいきます。 

18OCT

金ボタン

2010年10月18日

紺のブレザーを着ようと引っ張りだしてみたところ,ボタンが1個ないのです。
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こんなものどうしてとれたのか、それが一番疑問ですが、クローゼットのどこかに落ちているのかもしれません。買ったのは10数年前のことでしょうが、いつどこで買ったか全く記憶にない、でもこれでは着られません。他のボタンのK&Cというマークをネットで検索してみると、現在東京のデパート2店に取り扱いがあることがわかり、その店で買ったわかでもないしダメでもともとと電話してみました。すると「これは英国製ですでに生産はない」とのこと。でもその数日後「母国のメーカーに在庫があり空輸してもらうことになった,届き次第転送する」との連絡があり、そして昨日手元に届きました↓
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海を越えてよくぞやってきた、の金ボタン!しかもお金は要らない、との由。なんとも良心的なありがたい話でした。

17OCT

アオリイカもこんなに大きくなりました!

2010年10月17日

今日は講演会があり日の出からわずか2時間半しかない、、S先生には釣れるが当方さっぱり。くっそ〜これじゃあ来週まで平穏な気分で過ごせない、、、。午後便でリベンジだ。
 CT開発者新井先生の講演は数年前に臨床歯科を語る会で聴いたことがあったが、その後私自身もCT画像の読影にかなりの時間を費やしてきたので前回とは違う角度からも聴くことができた。「画像を動かして眺める」とか「注目部位付近の周囲数mmを往復しながら眺める」ことや眼の「慣れ」という話も経験的に実感していた。また上顎第一小臼歯は100%皮質骨に食い込んでいるという話は初耳だったが、それを念頭におけばこれからいろいろなことが見えてきそうだ。
 さあて海へと急ぎ戻った。風が強くて難渋したものの今度はアタリがきました。マヌケなフグだ。柄は悪いがこいつは皮をベロ〜ンって剝いて一夜干しにするとメッチャ美味いのです!
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アオリイカはこんなに大きくなりました。裕にキロオーバー、は自己最大かもしれない。
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先週の干物、スモークも温存。当分晩酌の肴には事欠きません。

16OCT

マグロ!

2010年10月16日

大物釣り師S先生が久米島での釣果を送ってくれました!
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こんな贅沢を私一人じゃもったいなくなって、分かち合うことにしました。
町内の魚屋Kさんにさばいてもらうとこのとおり
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ハングリーな小中学校同級生のおじさんお○さん7~8人で大盛り上がり、にわか大宴会はマグロをたらふく大満足でした。皆になり替わりS先生ごちそうさまでした!

12OCT

「Again!!」だ、、、

2010年10月12日

英文ポスターのプリントが届いた、やった~!折り畳んで持参できる布プリントだぜい!
A―4版歯界展望と比較してこの大きさ。
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ところが重大なミスを発見してしまったのです。なんとレントゲンの濃淡が皆バラバラなのだ。今回はとくにここが勝負どころで譲れないところなのです。ううむ、試し刷りで歯肉の色調にばかり目が行き、肝心なところがなおざりだった。私としたことがなんたる失態。大枚はたいたこの2枚はボツ。悔しい~!!

11OCT

エビとイカの饗宴

2010年10月11日

天草の3代目が三葉虫のような姿をしたセミ海老(うちわ海老とも言うらしい)を届けてくださいました。わが日本海ではこんな海老はみたことありません。
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昨年、M田邸座敷でこれを前に酔っぱらって轟沈の不覚を思いだしました。せっかくのレア食材に華を添えるべく、アオリイカ釣りです。従来法を一新「The Tip Run」「イカ先生のスパイラル釣法」を文献検索(?)&イメージトレーニングはバッチリ、さあて行きますか!
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やはりEvidence Basedというべきか、サックサク釣れる!
 今夜は美人妻のM田夫人のレシピに従った「蒸し海老」、獲れたてアオリイカ柔らか刺身の豪華競演となりました。美味かった〜!M田先生ありがと〜!!
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10OCT

ワールドデンタルショー2010

2010年10月10日

Q誌に載っている症例をみていると「これを抜歯してインプラント?保存でしょ!?」「こんなの再生療法とかしないでもフツーに治せる」のオンパレードにしか見えない。「和魂洋才(他は眼を瞑って技術のみ学ぶ)」と割りきって我慢するのも辛くなって、ついに購読をやめてしまってから何年も経ちました。
今回の「国際歯科大会」はQ誌読者じゃないと参加費が4,5000円と高額、でも直前になってI社が優待してくれることになったので、急遽横浜に行っていました。驚いたことには参加登録が50,000人!と超ド級なのです。4年に一度の開催だが前回よりも1,000人も増えたそうなんです。大盛会!医○●出版も「国際歯科大会」開催すればいいのに、、、。さて今回の私の興味はピエゾサージェリー開発者Vercelloti先生の講演でした。
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かねてからご本人に質問したかった肝心な細部は「スピードラーニング」でのにわか英語じゃ不安。居合わせた逐語通訳嬢に頼んで通訳してもらいました。でも回答をきいているとだんだんそれていく。いや、そうじゃなくて〜、、、。そんなこんなで後半の講演開始が私のせいで随分遅れてしまいました。でもVercelloti先生は気にする素振りもなく真摯に丁寧に教えてくださいました。
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自分のチビぶりが際立つ身長2m超のVer先生、やはり歯周病専門医のインプラントは信頼がおける。今日はわざわざ行ってよかった。

06OCT

世界は狭い!?

2010年10月06日

富山市出身でオーストラリア在住のMさん(30代女性)からメールが届いたのは1年ほど前のことでした。「オーストラリアで歯科に受診したら侵襲性歯周炎の診断でこれは難しい治療になる、といわれた。11月に富山に帰省するのでその間になんとかしてもらえませんか?ただし2カ月間のみでその後はロンドンに移り住む」というのです。「おいおい、ちょっと無理では?歯周治療はそんな短期じゃ終わらない、ましてほんとに侵襲性~だとしたらきっと一筋縄ではいかない。でも早く診たいなあ、い~っ、ってやって写メで口元の写真撮って送ってみて~。レントゲンをもらたのならついでにそれも」
そしてその後'0911月に来院しました。全顎デンタル撮影です。
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たしかに上11と下66に垂直性骨欠損があってPD8~9mm.とはいったものの侵襲性~だろうが成人性Pだろうが治療の仕方はそうかわらない、時間はないからできるところまでやるしかありません。ということでこれは特例、富山市の実家から毎日来院していただき、突貫工事でしたが、1月末までに帳尻を合わせました。出血はなくなりプローブははいらない、レントゲンに変化、とやれやれ。ここからはメインテナンスですがロンドンの事情などさっぱりわからずご紹介できる歯科医はしらない、現地で何とか探してください。でいったん終了です。
その後最近になって急に日本に一時帰省することになったとのことで急遽再来です。
初診時と約1年ぶりにレントゲンの比較してみました。
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左上1の歯根吸収はどうにもならないものの骨頂線は安定し正中離開は閉じて安定しています。
 まだ主治医は決めていないもののロンドンでは定期的に歯周治療後のメインテナンスに通うのは一般的なんだだそうです。いい先生がみつかるといいのですが、、、。
 それにしてもアメリカの歯科医院と当院の両方でメンテナンスを続けているアメリカ人のLさんといい、このMさんといい、世界も狭いものだと感じます。

03OCT

近場アオリ新ポイント

2010年10月03日

近くで釣れるというポイントを確かめたくて今日は絶対釣行したかった。そのため目下の課題を仕上げるべく、先週は毎晩夜中まで歯科オタクをガンバッた。おかげで眠い。でもその甲斐あって今日は波も風もないアオリイカ日和でした。
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ギネ医SさんはEvidenceをもとに(?)ものすごい上達ぶり。惜しむらくはバンバン釣れてる時に思わぬロスタイムで途切れてしまったことかな。
今日の格言
1.釣れるときには限りがある。逃さずどん欲に釣ろう!
2.基本,「魚は底」。底をとれる者が釣りを制する。
3.アオリイカは釣り上げたらすぐシメルべき
やはり自分で釣ったアオリイカは最高に美味いです!

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