院長ブログ

カテゴリ「'09オランダベルギーツアー」のブログ記事

08OCT

アムステルダムの朝と夕

2009年10月08日

夜明けが8時前くらいと遅いことに加え、オランダ人はあまり早起きではないらしい。
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9時前だというのに通りにほとんど人はおらず、歓楽街の朝は日本の呑みや街の朝と似ています。違いはゴミ箱を漁るのがカラスではなくて鳩なのです。
 夕暮れ、人々はいそいそと動き始めるようです。
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これからすぐに日は落ち、Red Lightと明らかに煙草ではない薫りの煙が立ちこめる妖しい夜が始まります。狭い路地に肩ぶつかるように多くの人が行き交う様は、日中には想像できないものでした。

実は今回のツアー出発日、いつもより血圧が高い事に気付きました。海外でもしものことがあったら、、、血圧計を持参するかどうか迷いに迷っていましたが、幸い何事もなく無事帰国しました。そしてその後は血圧も血糖値も体重も低値安定しています。連日のビールやワインにもめげず、乳製品主体の食事が意外にあっていたのかもしれません。ではなぜ出発前血圧が上昇していたのか?同行したYくんによれば「海外遠征と英語プレゼンを前に気合いが入りすぎてアドレナリンが上昇しすぎたのでは(笑)?」それはたしかに私も同感。  〜これにて本連載は終わり〜

05OCT

Delft(デルフト)

2009年10月05日

昨年の東京「フェルメール展」でみた「デルフトの眺望」という絵がとても心に残っていました。早朝の薄明かりのなかホテルを抜け出しアムステルダム中央駅へ急いだ。オランダの鉄道といえばおおらかというかいい加減というか、改札も切符のチェックもないのです。
InterCityで45分、新旧二つの教会がみえてきました。
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落ち着いた佇まいのこの街は、やはり観光名所らしい。
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ただしフェルメール博物館にはちょっとがっかり。本物のもつ静かな底力を知ったあとでは興醒めでした。これはいたしかたない。
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さすが17世紀の雰囲気を残すところは少ないものの現地へ来られたことはラッキーでした。ほんの一年前にはまさか自分がここに立とうとは思いもよらなかったことですから。
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03OCT

Give me chocolate.

2009年10月03日

本日をもって私は若い頃には自分がそうなるとは想像もできなかったとんでもない年齢になりました。「人生50年」の時代ならもう終わり、です。いたしかたない、、、。
 ところで私はかつて固い決意をしました。それは「自分の子供は虫歯にしない。」ということです。そしてそのために子供たちには厳しく砂糖の制限をしてきました(本ブログ『予防』の項参照ください)。何かの折には「これは私の宗教上の問題ですから」と言ってきましたが本心は「自分の職業へのプライド」といったほうが正しいかもしれません。
「ベルギーといえばチョコレート、チョコレートといえばGodiva」なのだそうです。私がこんなものを持ち帰るなど異例中の異例(ここ20数年間初めて)なので、皆どうしたことなのかと怪訝そうです。
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ベルギー人は年間ひとりあたり8.4kg,一家で約4万円のチョコレートを食べるんだそうです。年間支出で最も大きい肉で8万円、その半分ですから相当なことです。下顎無歯顎の難症例の数が多くて深刻な問題だからIODが保険適用となるほどですから国民の口のなかにカリエスがさぞかし多いのでしょう。チョコレート=砂糖の消費量を考えれば当然。となれば歯医者である私自身や我が子に禁止するのは当然なのだ、と意を強くしました。

02OCT

ブルッセル(ベルギー)王立美術館

2009年10月02日

ルーベンからInterCity(鉄道)で20分。首都ブルッセルは国際観光都市で世界中から観光客がきています。きれいな街でフランスとならぶグルメの国なんだそうです。王立美術館には開門を待ってはいりました。
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AncientPicturesは15〜16世紀というから500年も前の絵画が並ぶ様は圧巻です。
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まだまだ多数倉庫にストックがあり定期的にいれかているそうですが、多くは板に描いてあるため門外不出、そのために古いのに保存状態がいいそうです。絵画は撮影禁止ではなくフラッシュがなければ黙認です。

30SEP

ルーベン(ベルギー)の街

2009年09月30日

アーネム(オランダ)のラボからハイウエイを走ること3時間。行けども行けども広〜い牛の放牧地とその餌のためのトウモロコシ畑ばかりが続く。「やはり欧州車が多いですね〜」「だってここヨーロッパだから(笑)」なんて他愛もない会話も飽きてきたころ、いつの間にか国境を越えていてルーベンの街に着きました。
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隣国なのにオランダとはかなり違う雰囲気。ルーベン大学はベルギー最大の総合大学として27,000人程の学生を有するが1968年以来フランス語とオランダ語の対立によりフランス語を主言語とする学生は全てここに集められているのです。待中でみかけるのは、大柄なオランダ人とは全く異なるやや小柄でかわいい若い女の子ばかりなのです。ベルギー大学の歯科の学生の9割は女性なのだそうです。
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石畳と彫刻の建物、静かでシックな町並みでした。

27SEP

Connect to the next chance!

2009年09月27日

Congratulation for your wonderful presentation! All of us were very surprised at your wonderful cases.
Oh!Thank you very much. Please make a next chance to discuss in this country.
Yes! Of course.
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よっしゃ。てなわけでいずれ次の機会のためにこのコネクションは保っておきたいものです。

24SEP

ルーベン大学(ベルギー)にて

2009年09月24日

この日のために症例はもちろん英語表現の推敲を重ねてきました。ところがなんと前日になってMacとPCプロジェクターがつながらないことが発覚、私はホテルにろう城し使い慣れないPowerPointへのデータ変換にもがくこと3時間、、、。
大学では「論文数しれず」の大物Prof.Naert I、数年前日本に講演にもきたProf.Quirynenの講義、学内見学のあと、噂の超美人教授Prof.Duyck Jもケースプレをみにきてくれました。よおし気合いをいれて行くぞ!私は研究してきた必殺技(!?)を炸裂!!
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組織学教授であるProf.Duyck Jは「Very best Presentation! You’re excellent!!私もPeriodontistなんだけどあんなの治せない、信じられない、Magicみたい!」と絶賛してくれました。
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やったぜ、生涯初の英語プレゼンテーションは完勝! I'm happy!!
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24SEP

Dr.Yケースプレ大成功!

2009年09月24日

「インプラントに頼らず下顎総義歯の難症例をいかに克服するのか」
剱の会「JAPAN候補」ことDr.Y入魂の1症例です。
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いやはやこれがバカ受け!大盛り上がりとなりました。
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右端はDenturistですが、オランダ国内に200人さらにタイのラボに300人のスタッフを擁する大ボスです、この笑顔。おかげで全員Happy!ハイテンション!!

22SEP

インプラントオーバーデンチャー

2009年09月22日

GC Europe Mr.DIEDERIK の導きでKesseler Reuvekampを見学しました。
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 ヨーロッパ諸国にはDenturistという職業があって、歯科医師と歯科技工士の間のような仕事をしています。手術や切削、充填等はできないながら、患者さんの口のなかを触り、義歯の印象や調整等をしています。Denturist経営のラボにはTechnichian(歯科技工士)が50人くらい作業中でした。個室に歯科のユニットを備えていて患者さんは歯科医師のところではなくそこに来てクラウンの色調を合わせたり義歯の調整をしています。患者さんたちは、いわゆる歯科治療費とは別に補綴物の制作費を彼らに支払います。Denturistの修学年限は2年(歯科医師は5年)。歯科技工士は学校へも行くものの多くは手習い仕事のようです。歯科衛生士はごく少数で大半の歯科医院には勤務していません。
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オランダではインプラントパーシャルデンチャー(IOD:Implant Retained Over Denture)が保険適用なのです。この9月から隣国のベルギーも同様になったそうです。ただし条件は「無歯顎の下顎、2本のインプラント」に限定。患者さん負担は上部構造義歯全て込みで250ユーロ(約3万円)と安い。インプラントが3本4本となれば保険適用外となります。ここ社長は「これからこの仕事(IOD)の需要がガンガンのびる!」と自信ありげに強調していました。
 「義歯限定の補綴専門医」のような位置づけのDenturistたちは IODでのアタッチメントの作り方や修理等のノウハウには長けているので学ぶことは多く、また国をあげてのこれだけの政策となっているからには「下顎無歯顎の難症例はインプラント2本でなんとなかる」という充分なEvidenceあってのことなのでしょう。

22SEP

オランダ、アムステルダムに着きました。

2009年09月22日

成田から12時間。
アムステルダムの街は重厚でシックな建物ばかり、歴史と伝統が町中から伝わってきます。国土の1/4が海抜0M以下というだけあって、町中いたるところに運河が流れています。とってもヨーロッパなこの街の雰囲気がいたく気に入りました。
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町中は自転車がとても多く通行人の間をすりぬけてゆきます。
街を走っている車はフォルクスワーゲン、ベンツ、BMWで半分くらいか。ボルボも多い。あとはフランス車。そしてそれらの大半がワゴンかミニバンです。ベンツEクラスのタクシーもよくいるので日本でいうクラウンくらいの感じなのでしょう。ピカピカに磨いてある車は皆無で誰も車を洗ったりしないようです。
街を少し出れば牛が放牧されている広〜い牧草地帯とそれらの餌にすると思われるトウモロコシ畑がが延々続きます。
AmsterdamからAmhemまで120km/hで走って2時間、それがず〜っと同じ風景です。日本の1/8〜1/9といわれる国土の大半は放牧地なのでしょうか。

19SEP

オランダ&ベルギー遠征

2009年09月19日

とりたててヨ−ロッパに憧れがあるわけではない。3年前アメリカの歯科がどこを向いているのかわかった(ような気がした)から、今度はヨーロッパの歯科をみたいなあと思ってきました。そんな折、JA先生らのグループがヨーロッパ研修をしていることを聞きつけ、そのなかにもぐり込ませてもらうことになったのです。そして「ベルギールーベン大学教授らの前でケースプレ」との計画から俄然ヒートアップ。よおし、望むところだ。そしてこれまでと同じく、準備をする中で得たものは多大でした。
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人口、国土面積とも日本の1/8〜1/9しかない彼の地に『歯科衛生士』という職業はなく(つまりブラッシング指導スケーリングルートプレーニング等を専門的にしているひとはいない!)、まきのの症例を理解できるDrはまずいない、との識者の見方です。どうなることかはわかりませんが、そんなことカンケーない。かえってJAPAN as No.1を確信するかもしれません。PC持参でリアルタイムな現地リポート予定です。

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