院長ブログ

カテゴリ「歯周組織再生療法」のブログ記事

04APR

ゴールではありません、メインテナンスの始まりです

2024年04月04日
激しいPerio.でした。

Kr初診の1.jpg
前医ではほぼ全ての歯がホープレスで抜歯、、、、の御宣託をいただいたそうですが、致し方のないところかもしれません。でもそれではあまりに芸がないのでなんとかしませんか、とお話ししました。患者さんは車で1時間半の遠方からよく挫けず通院してくださいました。
Kメンテ1.jpg
まる2年。グラグラ動く歯はなくなり歯磨きしての出血しません。レントゲンで不安定に凸凹していた骨のラインが横一線にきれいに安定していると思います。しかしこれはゴールではありませんよ、メインテナンスの始まりです。

こうした仕事ばかりだとほんとに楽しくやりがいあるんですどね
31OCT

歯周組織再生療法の症例

2018年10月31日
左上4。初めてと言ってもいいくらいの早期の劇的な変化がありました。
(骨補てん材は使用していませんから。念のため)
minami saisei .jpg
またヘミセクションの6に向かって7が近心よりに挺出してきて、骨レベルは平坦に歯槽頂線、歯槽硬線も明瞭に変化しています。

10JUL

10年経過

2018年07月10日
不定期に見える方なのですっかり忘れていましたが、1年ぶりに顔を見たらこの人の犬歯は初診時はかなり厳しいかも、、、と考えた事を思い出しました。ナイトガードにもの凄いファセットがつく強度のクレンチャーの10年前のX線写真との比較。
3遠心.jpg
しかし問題だったところは見事な「再生」に見えます。

この患者さんのCT画像 Vol. rendering です。頬側に皮質骨がてんこ盛りです。
堀田v.r.'18 7.jpg

20MAY

CT像での観察

2018年05月20日
左:初診  右:歯周組織再生療法からメンテナンス4年経過 です。

歯周組織再生療法経過.jpg
良好な結果の証しをリエントリーして直接肉眼で観察して見たいものですが、なかなかそうもいきません。
日常の臨床では3次元の歯周組織、主として骨を2次元のデンタルから読み取る眼が重要とですが、CT 撮影させていただければよりビジュアルにわかりやすいかもしれませんね。

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