院長ブログ

15APR

重症例のメインテナンス

2009年04月15日

ほとんどの歯の根尖近くまで、いくつかは根尖を超えて骨吸収が進んでおり、前医にて全歯牙抜歯を宣告された重症例です。抜歯やむなしと思えるほど全部の歯牙の動揺が著しく、指でひっぱったら抜けそう、、、。どの歯で何を食べているのか不思議にさえおもえるほどでした。
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上は治療前、下は治療後。歯冠歯根比の悪さは変わりませんが、3歯を除き保存することができました。そしてその後も患者さん自身のプラークコントロールに加え、ご本人の希望にて毎月一度のメインテナンスが継続されています。%E3%82%81%E3%82%93%E3%81%A6.jpg
動的治療を終了後3年経過し全顎のレントゲンを撮らせていただきました。
歯周炎の再発や悪化はないばかりか、歯槽骨頂線の明瞭化がさらにすすんでいることが確認できます。継続は力なり、メインテナンスの効果といえます。

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