院長ブログ

2011年7月のブログ記事

31JUL

歯科衛生士会講演の案内

2011年07月31日
富山県歯科衛生士会、石川県歯科衛生士会からこんな文書が届いているかと思います。
富山県DH案内.jpg
石川県DH案内.jpg
タイトルは依頼されたままですが、内容についてはひとひねり必要でしょう。
課題だった原稿の類も提出が終わって一段落。でも海へ山へと忙しくて、なかなか講演準備に着手できません。そこであえて公言することで自分で自分にプレッシャーをかけることにしました。
31JUL

うれしい外道

2011年07月31日
久々の釣行。今年まだハチメを一尾も釣っていない!てわけでハチメ狙いです。
メギスの猛攻、本命には苦戦、、、とそのときコンコンと強いアタリがきた。しなる竿!唸る電動リール!!姿をみせたのは45cmと良型のマトウダイでした。
'11 7マトウ鯛.jpg
こいつは鮨ネタでも美味いが、今夜はムニエルかな、、、。せっかくの風なし波なしだってのにバッテリーと魚探のトラブルで早上がりを余儀なくされたことは残念でした。

30JUL

K子さんを送る会

2011年07月30日

7カ国語を自在に操る才媛美熟女K子さんが巨大航空会社を退職し、これからはドイツに住まわれるそうで、急遽送る会。

 '11 7.29.jpg

登場人物オヤジオ○サンは、それぞれ多彩なエピソードの持ち主ばかりですが、皆一様に30数年も前の高校入試の日の周りの様子など鮮明に覚えているのは何故でしょう。

毎日1,000通もの仕事関係のメールがきたというくらい猛烈に仕事したというK子さんです。海外在住となればもうお目にかかることもできないのかと思いきや,年に数回は帰国帰省されるそうです。こうした国際的セレブにとってはヨーロッパといってもそう遠い訳でないようです。

『この先歯医者の仕事ができるのもあと20年「しか」ない』なんて考える地道な私らとはスケールが異なります。

25JUL

校正原稿

2011年07月25日
Dd増刊号の編集で全員の原稿をバラバラみていて気がつきました。
私の書いたもののほとんどは先日I出版に提出したものと全く別な症例というだけで内容といえばほとんど同じなのです。
Dd校正.jpg
企画の内容がにているとはいえ、自分ながら芸がないなあ、とため息。
19JUL

長次郎谷〜本峰〜平蔵谷

2011年07月19日
まだ真っ暗な3:15。目覚まし時計などなくても自分で起きられるのは毎度のこと。小屋前でアイゼンをつけ身支度を整え気合いをいれた。3:45剱沢雪渓を小走りだ。身体も目覚めぬ暗闇の訳わからないうちに距離を稼ぐことは早月尾根日帰りで身に付けた。出会まで45分は、前回の記録を半分に短縮だ。さて登るぞ、ガッシガシっと行きますか!絶好調だ。5:00頃見上げる行く手に日がさしてきた。6:50コルに躍り出て登ってきた雪渓を見下ろす。
'11 長次郎.jpg

ここから剱本峰までゴジラの背びれを歩いているんだなあと実感。
'11剱山頂.jpg
7:15剱山頂。何度来てもいいところです。でもこれはゴールじゃない、これからだ。カニの横ばい、避難小屋を過ぎて、8:15平蔵谷を見下ろす。ここを下るのです。
'11平蔵谷.jpg
ところがこれがキツくてキツくて、、、。「谷を間違えたか?ひょっとして最悪ここを登り返す??パニックになるな!さっき下はみえたのに違う?ヤバい、クレバスだ、、、帰れないともしかして明日休診!?困った、、、ウウッ足がもつれる、、、」なあんて独りで考えながら、滑落しそうになってピッケルで練習通り制御できたのはうれしかった。
 9:40平蔵谷出会から来し方を見上げる。ここからさらに4時間半、難行のような登り下りは続いた。過去15年間の我が山行暦のなかで最もタフなルートだった。もうダメ、身体は壊れそう、、、、。

18JUL

雪渓をつめる

2011年07月18日
'08に間違えて登った平蔵谷をからめて「剱沢~長次郎雪渓を上る~剱本峰~平蔵谷を降りる」。黄色が今回のルートです(「ヤマケイ アルペンガイド18 立山剱白馬」空撮写真より引用改変)。通常「剱岳登山」といえばピンクの線の往復です。今回はいったい、一般ルートの何倍の距離と高低を歩くのだろう、、、。
'11 7.18山行ルート.jpg

長次郎雪渓上部で滑落したとの情報が小屋に入り緊迫感が走る。夜になってけが人とそのパーティーが自力で小屋までたどり着いたのは立派なものだが、山岳警備隊が5人交替で背負って室堂まで搬送していったのには驚いた。
剱沢小屋から剱.jpg
一番高いところが明日目指す本峰。剱は恐いところだ、8時に就寝した。
15JUL

やんごとない漬け物

2011年07月15日
遠く名古屋から通院いただいているEさんからこんな漬け物をいただきました。
西瓜奈良漬け.jpg
「西瓜(すいか)の奈良漬け」なんていままでみたことない。カリカリした食感が美味〜い!!ごちそうさまです!
もひとつ。大阪のYさんからは、「究極の一品」なるなすの漬け物をいただきました。
なすの漬け物.jpg
取説に従い、毎日異なる漬かり方をいただきました。こちらもごちそうさまでした!!
でも今後このようなお気遣いは無用です、どうかお気楽に願いたいものです。
 さてこの週末、2年ぶり5度目となる剱岳長次郎雪渓をアタックの予定です。ここ数週間、片道7kmの徒歩通勤で身体をしぼってきて身体も軽い。サックサク登れそうな予感。

12JUL

ご苦労さま、ありがとう!

2011年07月12日

DH園子さんは新卒以来17年の長きに渡り勤務してくれていました。書道5段の腕前から繰り出されるルートプレーニングは全国トップレベル(と私が認定しています)、幾多の難症例も彼女の手によるものが多いです。’08GC学術講演会の大舞台で緊張に震えつつ(?)私と一緒に講演してくれたのもいい思いでです。真顔で「食事が喉を通らない」というひとを私はあの東京フォーラムの控え室で初めてみました。
DH%E4%BC%B4%E9%82%AA.jpg
昨年の電撃結婚からオメデタとなったのですが「10月の出産間際まで勤務したい」との本人の意向で大きなおなかを抱えながらもこれまでと何も変わらずにいました。ところが昨日、急に不調を訴え早退。今日になってわが釣り友ギネ医S先生から電話「仕事どころじゃない!即入院!!」という訳で突然のドクターストップとなってしまったのです。そんなわけでこれまでの仕事に慰労する間もなく急な退職となりました。しばらくしておちつかれたらあらためて感謝の意を表したいと思っています。

10JUL

'11岩牡蛎

2011年07月10日

梅雨が明けたそうで、すっかり夏ですね。今朝は8時出漁と出遅れてしまい、キスは食べる分しか釣れせんでした。海がきれいだったのでちょっと潜って岩牡蛎の様子をみてきました。
%2711%E5%B2%A9%E7%89%A1%E8%9B%8E.jpg
「乱獲」の爪痕が多くポイントは荒らされていて岩の獲りにくい部分しか残っていませんが根絶やしにされるよりはいいでしょう。これくらいは15分くらいで獲れますが、剝くのは結構めんどくさい。

07JUL

再生療法私見

2011年07月07日

これは私の新作です。上:初診、下:1年後。左下7近心に注目ください。
%E9%BB%92%E4%B9%8B%E3%81%95%E3%82%93%E5%89%8D%E5%BE%8C.jpg
骨欠損の修復に使ったのはUnbelievable Supernatural Osteogenic agent(C先生名言より)です。略してUSOです。
先日、座長のS地先生は外来演者に気を遣いやんわりとしか質問されなかったのは流石だなあと思いました。皆が思っていたであろう「咬合性外傷では?エンドは?歯石がたくさん残ってる、、、」の疑問は、「臨床実験」なのだから眼をつぶるとしても、そうした要素を上回るFGF2の威力が確かにあるということで納得することにしました。そして私(達)だったら、通法通り根管治療、咬合性外傷の除去、初期治療の徹底をして再評価の後にピンポイントで適用するだろうから、もっと確実な効果をあげられるに違いないと想像していました。
私は「ホケンへの導入」には反対です。ただでさえプローブやスケーラーを使うことがない(=歯周治療をしない)歯科医院が数多あるというのに、この新薬を「塗り」さえすれば治るんでしょ、という風潮は、より多くの初期〜中等度歯周炎が未解決になり、歯科医の「眼」も育たなくなると思うのです。
以上、あくまでも私見です。

04JUL

ポスターの反響?余波?(番外編)

2011年07月04日

人気(ひとけ)も少ない早朝のホノルルコンベンションセンターでのこと。ポスターを掲示し終えてうろうろしてたら私のポスターに何度も見入り、そのうち辺りを憚るようにカメラを取り出して撮影しているひとを見つけたのです!すげっ、いい反応だ。私は思わずその女性を逆盗撮?してしまいました。
%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E6%92%AE%E5%BD%B1.jpg
そんなエピソードを夜の部で披露したところ、それまで黙って聴いていたK先生という方が「これは私の医院のスタッフです!」と言われたのです。いやあ、驚きました。この写真はK先生にお送りした次第です。

03JUL

'11語る会全体会「歯根膜による歯周組織再生」

2011年07月03日

またしてもお土産やヒントをた〜くさんいただきました!座長も演者も臨床歯科を語る会きっての知性揃い、開業医なのに専門的研究者を凌駕するかのような考察も症例も驚くばかり、とても勉強になりました。
%2711%E8%AA%9E%E3%82%8B%E4%BC%9A%E5%85%A8%E4%BD%93%E4%BC%9A.jpg
ゲストスピーカーの二宮先生もFGF2の威力を我々臨床家に端的に伝えてくださり、眼の肥えた歯科オタクの中でも充分な評価だったと思います。紹介者としても鼻が高い。
今年も臨床歯科を語る会はほんとに有意義で楽しかった!

03JUL

'11臨床歯科を語る会:夜の部

2011年07月03日

最初は実行委員会からの依頼で仕方なく準備を始めた、というのがホンネですが、やってるうちにだんだんノッてきて分科会よりも「余興」の準備を楽しんでしまいました。
%E5%A4%9C%E3%81%AE%E9%83%A8%E8%AA%9E%E3%82%8B%E4%BC%9A.jpg
見にきてくれた人たちは、ハワイへ行った関係者以外は熊本新潟長野北海道東京と広範囲の中でももともと懇意にしているひとたちばかり。本人はプレゼンテーターズハイとなって楽しくやらせていただきましたが、ほんとは皆さん早く地酒の部屋に合流したかったかもしれません。

カテゴリ

このページの先頭へ戻る