院長ブログ

カテゴリ「CT像」のブログ記事

18NOV

長い上皮付着が結合組織性付着に!

2023年11月18日
2018〜2023 5年間での犬歯近心の骨レベルに注目されたい。
従来の自然挺出〜歯根膜の挺出にそって歯槽骨のレベルが上がってきた、とは違います。
咬合調整していないのでほぼ位置は変わっていないはず。
IMG_4943.jpeg
斜めだった骨頂線が水平に近くなり、根面への付着様式が変化したことが窺える。
31OCT

デンタルX〜PとCTの比較

2023年10月31日
3次元のものを2次元にするデンタルが示すものをじっと見つめて気づきを得ることが重要ですが、たまにはCTと比較して検証したり新たな気づきにつなげたりすることが重要です。
CT 比較.jpg
CT 比較2.jpg

これはほんの一例ですね
22MAY

根尖近くまで喪失していた骨のCT 像から

2018年05月22日
根尖近くまで骨吸収がおよんで保存不可能と思われた右下犬歯です。
メインテナンスがたゆまず継続され良好な経過を辿っていますが、CT 撮らせていただいたところこんな画像が得られました。
Kd'96~'18.jpg
こうしてみると骨の高さや厚みも増し、皮質骨にまで育っていることが想像されます。
メインテナンスが重要です。
09JAN

複数のオトガイ孔

2017年01月09日
CTを撮影した偶見所見でオトガイ孔が3つもある症例に遭遇しました。
オトガイ孔3つ.jpg
反対側は2つ、合計5個。
通常、オトガイ孔は左右1対であるが、3.5%から24.6%の割合で複数のオトガイ孔が認められる事があり、通常大きさは揃っておらず一つの大きなオトガイ孔とその他の副オトガイ孔となる[5]。左右とも副オトガイ孔を認めるものは少ない[5]。(Wikipediaより)

レアケースではあるものの
オトガイ孔は必ずしも一つではない、と考えておいた方がよさそうです。
07AUG

埋伏智歯の位置

2016年08月07日
歯科臨床にもはやCTによる診断は必須ですね。CT導入を検討されている大先輩が当院の画像を試し撮りに来られました。パントモ上で上顎7根尖付近に埋伏智歯があることはわかっても具体的な位置は分かりませんでした。 
埋伏智歯の位置.jpg
CT画像で遠心根と口蓋根の間によこたわる埋伏智歯が確認、
この歯を遠心移動する案はボツですね。


28OCT

生活歯の歯冠破折:CT

2012年10月28日
「堅い干物を咬んで歯がパキッと音がした。触れると痛い」が主訴。歯冠もしくは歯根破折を疑うもののデンタルでは破折線が確認できませんでした。破折1.jpg
CT画像上で唇側の薄い骨の内側にわずかにつながる歯根膜?が確認できたためそっと整復したうえ歯髄もそのままに接着で対応。こうした確認が速やかにできるのは自院にCTがあればこそといえるでしょう。

はせつ2.jpg
現在のところ経過は良好。

12JUL

マイクロスコープならでは

2012年07月12日
臨床歯科を語る会事後抄録原稿より
tc事後1.jpg
症例1 第4根管人工根管の発見と確実な治療
tc3.jpg
症例2 perforationの封鎖
tc2.jpg

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