院長ブログ

04DEC

ティファナ

2006年12月04日

メキシコのティファナまではサンディエゴから車で40分くらい。学会最終日を終えたらチョロッと行こうと思っていました。遠くもないことだしたかだか半日のこと、自分で勝手に行けばいいやと思いホテルのフロントでトロリー電車の時間をきいていました。すると横にいたアメリカ人のおばさんがいいました。Hi,Doctor. My husband is also a dentist. Are you going to Mexico ? I would like to advise you not to go to Mexico alone. Be careful. Be careful.(せんせー。私の旦那も歯医者よ。同業者だから私の言うこと信じなさいね。あなたメキシコにいこうとしてるみたいだけど、一人で行くのは止めた方がいいかも。ようく用心なさいな。)
アメリカ歯周病学会のバッグを持っていた私がよほど危なげで無防備な奴にみえたらしくみかねて親切に忠告してくれたのでしょう。Thank you very much for your kind advice. バスツアーを申し込みました。

国境を超えたというのにメキシコにはいるときは入国審査もありません(アメリカに帰るときはあり)。バスを降りるとそこは本当にアメリカとは全く異次元の世界。
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どちらかといえばパキスタンや東南アジア等のどさくさにも似ていました。でも寡黙なパキスタン人と違い、人々はやけに明るくハイテンションです。拳銃もったお巡りまでもがカメラ目線でピース!です。こういうのをラテン系というのかな。
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小柄な人が多く、私のようなチビでもここでラグビーをやれば「巨漢フォワード」になれるかも。英語は全然通じないかわりに「オニーサン、ヤスイヨ〜。ホトンドタダ!」なんていってきます。変な日本語を教えた悪い日本人がいたのでしょう。立ち並ぶ店に「いろんなものが売っているけれど買おうかなと思えるものはひとつもない」ことは中国シルクロードのバザールにも似ていました。違いと言えばシルクロードのバザールのは悠久の昔から連綿と続く彼らの日用生活品、こちらは観光土産であることでしょうか。
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