院長ブログ

03OCT

Give me chocolate.

2009年10月03日

本日をもって私は若い頃には自分がそうなるとは想像もできなかったとんでもない年齢になりました。「人生50年」の時代ならもう終わり、です。いたしかたない、、、。
 ところで私はかつて固い決意をしました。それは「自分の子供は虫歯にしない。」ということです。そしてそのために子供たちには厳しく砂糖の制限をしてきました(本ブログ『予防』の項参照ください)。何かの折には「これは私の宗教上の問題ですから」と言ってきましたが本心は「自分の職業へのプライド」といったほうが正しいかもしれません。
「ベルギーといえばチョコレート、チョコレートといえばGodiva」なのだそうです。私がこんなものを持ち帰るなど異例中の異例(ここ20数年間初めて)なので、皆どうしたことなのかと怪訝そうです。
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ベルギー人は年間ひとりあたり8.4kg,一家で約4万円のチョコレートを食べるんだそうです。年間支出で最も大きい肉で8万円、その半分ですから相当なことです。下顎無歯顎の難症例の数が多くて深刻な問題だからIODが保険適用となるほどですから国民の口のなかにカリエスがさぞかし多いのでしょう。チョコレート=砂糖の消費量を考えれば当然。となれば歯医者である私自身や我が子に禁止するのは当然なのだ、と意を強くしました。

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