院長ブログ

11FEB

歯根膜による歯周組織再生5:Anterior Guidanceの不調和

2011年02月11日

右下1の動揺が主訴です。根尖を超えているようにみえる大きなX線透過像です。全顎的にはそう悪くもないのになぜにここだけこんなにsite specificなのか!?抜歯するしかないでしょうか?
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同部にpcの悪さもありますが、これは咬合性外傷であることは一目瞭然。対合歯メタルボンドブリッジの歯肉退縮は下顎前方運動時のガイドが強すぎることの裏付けでしょう。処置方針としては通法のpc、SRPと並行してガイドの調整。歯周外科は禁忌です。X線像の改善には少し時間がかかります。

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