院長ブログ

20JAN

「デジタル化に乗り遅れ」?

2012年01月20日
デンタルフィルムを年間600枚も消費している私には米コダックが経営破綻したという話はかなりの脅威です。フィルムが買えなくなれば質も精度もあったものではないからです。
コダック.jpg
使用期限のあるデンタルフィルムを何年分買い占めようかと考えていましたが、私たちが使っているのは米ではなくコダックジャパンなんだそうで、いますぐに製造中止ではなく入手困難になるまでには未だ暫くは猶予期間があるとわかってホッとしました。とはいってもこれは時間の問題でしょう。
 正確で美しいデンタルは歯科臨床家の生命線、と位置づけているオヤジでも、いずれデジタル化しなければならない時代であることは充分認識しています。「米コダック社と同じように(アナログにこだわりすぎて)時代の波に乗り遅れたために、、、」なんていわれるのも困ります。しかしながらそれらを差し引いても、これまでデジタルレントゲンで納得できるレベルのものをみせてもらったことは一度もなく、著しい不快感や失望を覚えてしまうのが常でした。備蓄フィルムがある間に納得できるレベルのデジタルシステムは開発されるのでしょうか。



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