院長ブログ

14AUG

次回EPは2015London

2012年08月14日
大学は卒業したものの歯科の右も左もわからなかった1980年代の最後あたり、初めてふれたのがちょうど世界中を席巻していたProf.Lindheでした。以来、歯周治療の世界の中心はイエテボリだと信じ、そこから多くのことを学ばせてもらったことは幸いでした。1990年代、炎症など微塵もない堅い歯肉「目標とするべきは長野県の地道な歯科臨床だ!」。AmericanDentistryの影響をうけた補綴ありきの術式には反発を感じながらも「こうしたテクニックも必要だ、和魂洋才とわりきろう」が2000年代。そうこうするうち自分の症例の結果がどんどん蓄積されてきて、やがて自分の眼やアタマで評価できるようになってきた。それじゃあ世界はどうなんだろうと気になりだして2006年初めてみたアメリカはインプラントにしか興味がないのかと失望、、、。ではヨーロッパはどうだ?'09オランダ&ベルギーでは高い喫煙率、チョコレート(つまり砂糖)の消費量、歯科衛生士はほとんどいない!インプラントオーバーデンチャーに活路をみいだそうとしているけれどこうした状況下での予後はどうなるのだろう、、、。 '10ホノルルでポスター発表をしてみた。ヨーロッパの学会はどうだろう、で'12Europerio7 Viennnaだったのです。
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昨日London五輪閉会式をみながら思ったのです。欧米の異なる文化での歯周治療から学ぶ事は多いものの、全部教わる時代はとっくに過ぎている。こんなレベルの高いJAPAN Perio.をむしろ発信するべきなのだ。次回2015Europerio8 Londonをめざしましょう!

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