院長ブログ

15NOV

'12 32th 臨床歯科を語る会Proceedings より

2012年11月15日
今年もほんとは大著にできるようなものすごく見応え読みごたえある内容なのに、こんな薄い一冊にするのは惜しい。
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ところで私が発表した2つには,私が今年一年こだわってきたテーマがふたつ集約されていました。というよりもこれまでもそうであったように、ここでの発表にむけて準備するなかで目標となることが具体的なってきた、といったほうがいいのかもしれません。いつもそうなんです。
1.CTとマイクロスコープは「セット」。CTで診断できでもそれが次の治療につながらなければあまり意味がありません。例えば第4根管が見つかってもマイクロスコープがなければそれに応える仕事ができないからです。(前医の批判だけなら容易いが、、、。)
2. 上顎根分岐部病変は「(なるべく)生活歯で。(なるべく)分割抜根しない。」
分科会の「まとめ」のなかに「大学の歯周病科では上顎根分岐部病変は抜歯」という大学院生のことばをきいて驚いた」というコメントをみて私もさらに驚きました。そんな安易なことではこの会では通用しませんよねえ。よおし。現在書いてる原稿に「3根保存経過例」をもう1症例追加しよう、と決めました。

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