院長ブログ

14JUN

フッ化物洗口説明会

2018年06月14日
高岡市の事業として、今年度から私が校医をしている伏木小学校でフッ化物洗口をはじめることになり、先週は教職員に、今日は授業参観で集まっている父兄に説明会をしてきました。
フッ化物洗口をすることはカリエス予防に大きな効果があることは実証済みだし、よく懸念される危険性もなにも問題ないことは事実だとおもいます。その説明会です。
伏木小.jpg
ここからは私個人の意見ですが、、、
もしも子供たちにブラッシングはなおざりのままフッ素ばかりを強調したら、思春期以降に発症する歯肉炎歯周炎には予防にも治療にも全く無策、になると思うのです。
 フッ素推進派の人の言うことを聞いていると「歯面に残るプラークに残留するフッ素もカリエス予防に効果がある」「隣接面カリエスが食片圧入を誘発し、それが歯周炎に繋がる」 そんなバカな。何でもかんでもフッ素?フッ素が歯科の万能薬?
私としてはそれすべて鵜呑みにしてはいません。

そんなわけで
今日はわざとすこし横道にそれ、プラークコントロールのことを重点的にお話ししました。
質疑応答等の時間がなかったためどこまで御理解いただけたのかわかりませんでしたが、意外と?熱心にスクリーンを見つめて耳を傾けていただけたような印象でした。


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