院長ブログ

2009年6月のブログ記事

28JUN

'09鱚(キス)&岩牡蛎

2009年06月28日

ようやく日曜がオフの中坊らを伴って夜明けとともに出漁
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せっかくサクサク釣れてるってのに、9時過ぎには納竿しなければならないのです。それは私の最も嫌いな理由、「ホケン点数のために講演会に行き受講証明書というのをもらわなければならない」のです。動員数稼ぎのこ狡い作戦と思いつつ行かざるをえないさもしい自分が腹立たしい。講演終了30分前に大幅遅刻は予定どおりでもどうしても会場へ入る気になれない、、、入り口ドアから踵をかえしたのでした。朝昼飯を食べて気をとりなおし、海へUターン。30分も潜れば岩牡蛎がこのとおり。
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かかりつけ居酒屋G人の900円の牡蛎酢よりずっと良型。でもこんな大量には要らない、お裾分けするにも貝殻を剥くのがめんどくさい、てなわけでもったいなくも半分以上は海に投げ捨ててきました。それなら採らなければよさそうなものですが。
夕食メニューは キスの刺身&天ぷら 牡蛎フライ&牡蛎酢 さざえの刺身 ウドの天ぷら etc. 美味かった〜!

24JUN

根尖病変~歯根破折

2009年06月24日

本ブログ検索条件人気No.1「歯根破折」です。
'96 6初診20歳代女性 主訴は右上臼歯部冷水痛でした。延長ブリッジ(前医による)ポンティック下の智歯がカリエスとなり歯髄炎です。ブリッジを撤去したらこの智歯が速やかに7の位置にまで挺出してきていることも興味深いのですが、注目は右上5根尖病変。その後 13年間の経過です。
'96 6右上5X-P透過像 根管治療〜'96 10病変縮小傾向
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'98 11再発〜根管治療  '99 1ビタペックス仮根充
'99 3 根管充填  '00 3 病変縮小 その後数年間は安定をみていた。
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'05~'09 フィステルを伴い病変が再発 マイクロスコープ下で歯根破折を確認。保存は断念
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根管治療の成否はレントゲンで判断するしかなく、完治は難しいことは否めませんが、'98遠心まん中付近にあるペーストの溢出は側枝由来だろうと考えていましたが、実は既に歯根破折していたのかもしれません。近心延長ブリッジという少し無理のある設計が歯根破折の誘因のひとつかもしれませんが、今回は「犬歯切削を10数年間遅らせることができた」ことを評価したいものです。
 歯根破折の抜去歯は魚の一夜干し用「背開き」と似ていると思いませんか?
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21JUN

ちまき作り

2009年06月21日

昨年2008 6.08記事「山郷からの便り」でもレポートしたちまきの制作現場を初めて見学しました。山の達人宅に代々伝わる季節の行事ですが、下準備からとても手のかかる大変な手作業なのです。(以下は聞いたまま)
1.餅米を研ぎに研いだうえ、3日3晩新聞紙のうえで充分に乾燥させる。
2.それを碾いて粉にする。
3.裏山で笹の葉を採取。1本のちまきに5枚必要。例年400本程度つくるから笹の葉を2千数百枚(!)摘んできて水洗い 今日に備える。
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県外へ嫁いだ娘もこの日のために帰省し、女手3人が餅団子を笹で手早くくるんでゆきます。
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皆、手慣れた手つきながらひとつひとつのちまきには一人一人の手の「個性」がでるそうです。
3.ほどよい形に包まれたちまきを揃えて束ね、沸騰したお湯で茹でてから冷水で急冷。それを竿に干して水切りをしたら完成。
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お金では買えないこんなに手間のかかった作品を、毎年待っている知人たちに無償で届けるのです。
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邪心のない優しい心根にふれたようで、なんとも幸せな気分。きな粉でありがたくいただきました。

18JUN

剱岳から

2009年06月18日

私と同い年の(関係ないか)皇太子さまも昨日鑑賞されたという剱岳<点の記>のなかで少し気になったことをひとつ。
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「ここ早月尾根からはやはり無理だ。室堂から剱沢へ戻ろう」というセリフがあって次のシーンは剱沢、、、。知らないひとには距離感が理解できないでしょうが、これは実はとんでもないことなのです。現代なら立山駅からケーブル、バスに乗り一時間くらいで室堂に立てますが、乗り物がないとすればおそらく称名滝の近く八郎坂から登って弥陀ヶ原を通り室堂(バスのない昔はそうだったようですが私は未経験)。さらに剱沢までは3時間くらいか、、、。どんなに早く歩いても1~2日歩き通しの末のリスタートということになるのです。
 一昨年のお盆のこと。早月尾根往復する予定が山頂で体調悪くなり一時間くらいダウン。こりゃかなりまずい、明るいうちに馬場島まで降りられないかもしれないと思い始めました。そこで急遽、途中に避難できる山小屋のある別尾根ルートに変更。がんばったらなんとか室堂からの終バスに間に合いました。でも馬場島に車をおいてあったのでとりにいかなければならず、やむなくタクシーを頼んだら18,000円だかでした。所持金なし。
 そんな距離であることを頭の隅において鑑賞されると、より往時の大変さがわかるかと思います。

14JUN

剱岳<点の記> 公開

2009年06月14日

私の名前が北日本新聞に載っているのをみたひとから電話がありました。
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「剱岳点の記を応援する会」ー「岳点 記を応援する」=我が体育会系SGの名前
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全国ロードショーに先駆け、地元富山県内のみ先行公開です。剱岳は過去10数回登っている私の最も好きな山。富山県の偉人宇治長次郎やその名を冠した長次郎雪渓、前人未踏の初登頂とおもいきや奈良時代の修験者の錫杖がみつかったなどという逸話はこのブログでも再三紹介しています。CGや空撮等一切なく全て実写という入魂の映画に富山県挙げての大応援なのです。数ヶ月からこの日を楽しみにしていました。
 このショットは別山からだ、これはあの尾根のあの辺り、ここは剱沢小屋前のテント場だな、等と具体的にわかって美しい映像は充分に楽しめました。剱を登ったひとも眺めて憧れてるひとも知らない人もぜひ映画館に足をお運びください。(会員規定は『5人以上に宣伝すること』)
 Y田さんの坊ちゃんが中2のときご案内したというのに、部活部活で休みなしの我が息子は今年も連れてゆけないことは残念無念。「海は享楽的、山はストイック」が私の持論。男の子はなるべく早い時期に経験するべきなのですが。
「誰かがいかなければ道はできない」「『何をしたか』ではなく『何のためにしたのか』が大切」いずれもいい言葉じゃありませんか。
 この夏も剱岳に登ろう(今年は混むかな)と決めた、ルートはやはり長次郎雪渓か。
 

14JUN

氷見市歯科医師会講演会

2009年06月14日

氷見市歯科医歯科医師会で講演させていただきました。今回は「経過症例から考える歯周基本治療と歯科臨床」というタイトルにしてみました。
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与えられた時間は1時間と短いなか、あれやこれやと詰め込みすぎることのないように留意したつもりでしたが、早口で分かりにくかったかもしれません。どれだけ理解いただけたか少し不安に思っていましたが、場所を移して懇親会ではいくつか具体的な質問もいただいて反応も良し。やれやれでした。
氷見の魚は大好き!氷見牛、お寿司etc.たくさんごちそうさまでした!!

12JUN

「SONGS」故忌野清志郎

2009年06月12日

数年前にKING OF ROCK忌野清志郎のライブとインタビューをNHKでみて以来、数枚のCDが私のドライブミュージックのお気に入りでした。まさか今年58歳の若さで亡くなるとは、「ROCKな人生だった」というにしてもあまりに惜しい人を亡くしたものです。人の人生は現役を引退したときに周囲のひとがどれだけ支持してくれたのかわかるのではないかと思っていましたが、通夜に4万人もの人がきてくれるひとはそうざらにはいない。5月に見落としてしまった追悼番組SONGSを深夜1:30に再放送が放映されることがわかったので今度こそはとHDとブルーレイの2台のタイマーをセットしておきました。
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いつものように早起きで見ると、とても驚いたことにはこの日の選曲「ダンスミュージック☆あいつ」「雨上がりの~」「スローバラード」「毎日がブランニューデイ」「誇り高く生きよう」「JUMP」が私のベストセレクションCDの曲とほぼ同じだったのです!清志郎といえばド派手なメイク、ほんとはきっと結構シャイなひとで照れ隠しとともにマスクマンと同じなりきり変身するためなのでしょう。50歳代後半の躊躇のないロックンロールにNHKのスタジオに集まった観客は私と同年代かその前後が多いみたい。きっと格闘技を見るのと同様、自分には到底マネできないことを清志郎氏に託し投影しているのでしょう。うらやましいノリでした。また見ようと思い、家人に消される前にディスクは保存版にしました。

09JUN

門徒総代

2009年06月09日

氷見に光禅寺というお寺があります。氷見漁港近くの沖にうかぶ唐島はこのお寺所有の不動産だそうです。その境内にはお寺に似つかわしくない漫画のキャラクターの石像が何体か並んでいます。
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このお寺,実は漫画家藤子不二雄Aこと安孫子素雄氏の実家なのです。
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このたび山門を新築し先週はその除幕式で安孫子氏も列席したそうです。
本堂前に改築工事を記念し感謝する柱が立てられました。それをみてびっくり!記されている「施主」とはなんと私の父方の従兄弟なのです。
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聞くところによれば江戸時代の昔から、先祖代々このお寺の門徒総代だったのだそうです。なので今回たいしたお布施もだしていないのにこんな派手なことになったとのこと。彼は死んでもこのお寺に来る人たちに最も目立つところに名を残すことになるのでした。いやはや驚いた。

07JUN

看板のない名店

2009年06月07日

氷見市北部中学校近く田んぼのなかにあるラーメン店は知る人ぞ知る超名店です。
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ドアの上に暖簾がわりの「紋食堂」の表札しかないので連れて行ってもらわなければ普通の住宅とは見分けがつかず、本当に前を通り過ぎてしまいます。看板も広告もなければ表通りに面しているわけでもないので一見(いちげん)さんは来ようがないですが、まさに千客万来。お昼どきなど大変な大渋滞になるそうです。かつては、ボロボロのすりきれた畳を敷いた小汚い(失礼!)納屋で開業されたそうですが、お客があふれたため数年前に現在の建物を新築。とはいうもののおばちゃんとその娘さんのふたりで切り盛りしていて常に手が足りない。広告はもちろん営業努力や余計なサービスや気配りには無頓着にみえますが、ただただ「味」だけで大繁盛しているようです。来るお客さんも皆わきまえていて、注文もなかなかとってもらえなくても、誰も文句もいわずじっと待っているのです。電飾看板、電柱広告、新聞広告etc.でもモンスタークレーマーに困らせられたり気遣いさせられたりの我々歯科開業医には羨ましい話!?この店のメニューといえばラーメンの他にはうどんが各種。でも注文の8〜9割は500円のラーメンなのだそうです。これも数年前の値上げ前までは450円だったそうな。
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このラーメンが美味いのなんの!豚骨スープはドロリとしながらしつこくはなくあっさりして余韻が口に残る。私は先週の初体験以来すっかり病み付きです。2月からの4ヶ月間で6kgもダイエットしたというのに、それも忘れてここばかりは大盛り+ライス(この店での最高メニュー!)。これから「釣りの帰りはラーメン」となりそうです。
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先週の太刀魚リベンジとキス数釣りを目論み夜明け前から出漁しましたが寂しい釣果に終わりました。

06JUN

こんな美味いものは自給自足

2009年06月06日

富山県は北前船の昔から北海道との交通が頻繁だったためか、昆布の消費量が日本一だそうです。伏木に昆布屋さん(昆布専門店)が何軒もありますが、他の土地では珍しい商売なのだと知ったのはつい最近のこと。というわけで(もないか)先週乱獲してきたワラビの昆布〆(ワラビを炭酸で茹でて灰汁抜きをしたものを昆布に包み数日寝かす)。パリパリした食感と昆布の風味が何とも美味い!当ブログに毎日おいでいただく数百人の読者にお裾分けしたいところではありますが、画像にてご容赦のほど。
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続いて先週のイカの薫製。釣ったイカを開き立て塩をして一夜干し、それをスモーク。なんとも手数な逸品、それだけにこんな美味いものはない。
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数釣れのアジは、いちいち三枚おろしにして唐揚げ、さらにそれを酢醤油につけこんだ主婦の手の込んだ手料理です。土曜の夜、至福の夕食。

05JUN

幼稚園児の虫歯予防

2009年06月05日

6月4日は虫歯予防デーだかで歯科医院の広告が新聞にたくさん載っています。例年どおりK幼稚園に歯科検診に行ってきました。私の若かりし頃、自分の大事な子供たちを預けるからと園長以下先生たちを集めて虫歯予防のスライドショーをさせてもらい幼児のおやつと砂糖について理解してもらいました。あれから10余年、わが子3人はもちろんここの園児たちにはごくごく少数の例外を除けば「虫歯が一本もない子」が大半です。検診といってもひとり5秒以内で終わることだし、私の検診はといえば「受診喚起」のためではないので、虫歯予防の啓蒙のためクラス毎に一芸披露することにしています。今回は少し趣向をかえてみました。
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「さがれ、座れ」といってもモニター画面ににじりより、食いつく子供たちをみてください、これでモチベーションOKです!!

03JUN

歯医者の広告

2009年06月03日

以前から電話帳広告や広告業者作成の回覧板等に医院の広告は出さないことに決めています。広告をみて来院を喚起する気はさらさらないので他の医院と競って広告を出すのは無駄だと思うからです。
以前あるテレビ番組で歯科ジャーナリストによる「よい歯科医院の選びかた」というのをやっていました。それによれば
1.大きな看板がないこと  (紹介で受診する人が大半だから不要なはず)
2.スタッフ名簿が院内に掲載してあること (歯科衛生士がいないこともある)
3.歯科医や歯科衛生士等同業者が患者さんであること (信頼をおいていい)
 だそうです。全部鵜呑みにすることもないですがいくつかの真理はついているかもしれません。当院は2.3.は合格ですが1.は不合格。初診で来院される方の多くは誰かしらの紹介ながら、電飾看板は開業当初から設置してあるのです。そういえば以前、著名な先生のオフィスに見学に行ったら、看板はなかったので気付かず医院の前を通り過ぎてしまったことを思い出しました。そんなことから当院看板も撤去しようと思ったのですが、「街路樹が茂る季節になると見えなくなって通り過ぎてしまい都合が悪い」とある患者さんに言われ撤去はやむなく断念しました。これが当院と「超一流」との差なのかもしれません。
 そういえば昨日、このようなFAXがはいってきました。
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「全国版週刊誌に「いい歯医者さんの選び方(仮題)」という増刊号を組みます。それに便乗して専門医としての広告欄を設けますがひとくちいかがでしょう?広告掲載料は大きさにより50,000 円~900,000円(!)」
他人が言ってくれるならありがたいことですが、こんな高額なお金を自ら支払い全国に向けて「私はいい歯医者さんです」と自分で言えってか?そんなこっ恥ずかしい話はご勘弁願いたい。

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