院長ブログ

17APR

「日展百年」展

2008年04月17日

明治政府の発令で創設された文展は、帝展、新文展、日展と組織や名称を変えながらも日本を代表する総合美術展として開催されてきました。今年はその日展の節目となる百年ということで「百年展」が地元富山で開催されているので行ってきました。
百年展ポスター.jpg
100年分から選抜されたいわば「歴代オールスターベスト展」です。明治40年代の屏風絵や洋画などが100年の時を経て目の前に並ぶ様は実に壮観。名作のもつ静なる力に圧倒されます。
教科書にのっていたような作家の名作ばかりをこんなに一堂に集めていいのかと思えるなか、横山白汀氏の作品もピックアップされていたのは本当に驚きです。
白汀前.jpg
明治時代、日本の芸術家たちは多くヨーロッパへ留学に渡ったそうで先駆者の苦労に想いをはせました。現代とは比較にならない大変な事だったに違いない。少し意外に思えたのは、アメリカへ学びに行った画家のことです。ヨーロッパのように伝統はない(と私が勝手に思っていた)アメリカから学ぶ芸術があるとは知らなかった(大変失礼!)。また「表現」に苦悩して画家から彫刻家に転身した作家にも驚いた。多才なのでしょう。
日展の解説.jpg
作品が一部入れ替えられる後期にもう一度出かけるつもりです。5/18まで富山県立近代美術館にて開催中。

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