院長ブログ

2008年4月のブログ記事

27APR

あえば矯正歯科医院内見

2008年04月27日

ガラスばりの明るいカウンセリングコーナー、チェアーサイドへダイレクトに抜ける天井まである引き戸、整然と並ぶ特注家具etc.いろんな道具がごちゃごちゃ見苦しい当院などとは一線を画するクリアな雰囲気。石膏や印象材等で汚れてゆくなんてことは論外にみえる美しい矯正専門医院が富山市秋吉に完成しました。
HP完成は少し先だそうですが、院長のブログにて院内詳細が見られます。
http://blogs.yahoo.co.jp/aeba_hanarabi/trackback/677223/7320881
Drあえば夫妻.jpg
院長と口腔外科医である受付嬢(夫人)の晴れやかな門出にみえました。
おめでとう、がんばれ〜!

26APR

日本歯周病学会認定歯科衛生士 

2008年04月26日

タミフルの効果があって解熱し大分体調も戻ってきました。となると寝てばかりもいられない本性がムクムクっと、、。お昼までベッドにいて午後から起きだし、投宿先のビジネスホテルでまた寝込む覚悟で大宮へ向かう新幹線に乗り込みました。
行ってみると認定衛生士の試験結果が掲示されていました。当院DHからはすでに3人認定をいただいていますが、今回受験のDH吉村にちょっとしたハプニングがあったためとても心配していたのです。でもうれしいことにちゃんと合格者のなかに名前がありました。よかった!
吉村合格.jpg
DH田中さんも当院患者さんでもあるDH.Sさんもおめでとう!

当院に4人いる歯科衛生士全員が「日本歯周病学会認定衛生士のお墨付き」をもらいこれはめでたい。
合計20症例、私の専門医申請症例を加えて総計30症例の資料作りのめんどくささ(!)が報われました。

24APR

インフルエンザ

2008年04月24日

私は「風邪で寝込んだ」という経験がありません。
なぜかあまり風邪をひかないしひいても一晩寝たら大抵は治るのです。ところが今回はいつもとは違いました。22日夜なんだか具合が悪いなあと思いながら寝たのですが、いつになく朝になっても一向によくならず、23日は頭痛、全身倦怠、関節痛が増すばかり、抗生物質も解熱鎮痛剤も全然効かない。夕方には立っているのも辛くへたりこんでしまうのです。ベテランスタッフからは「こんなせんせーみたことない」とも。そりゃそうでしょう自分でもみたことないのだから。39.5℃の発熱、これはただごとではない、、、。救急医療センターへ受診したところなんとインフルエンザに感染していたことが発覚してしまいました。人並み外れた(?)元気さが売り物でしたが寄る年並、免疫力が低下してきたのでしょうか。
内科Dr.から「タミフルのみますか?」と確認されました。10代の患者さんで飛び降り死亡例が報告されていることからインフォームドコンセントとして了解を得るのでしょう。もちろんのみますとも。
タミフル.jpg
24,25日の診療は患者さんにうつしてしまってはいけないからと「Dr.ストップ」。26はもともと学会出席するため休診にしていたので3連休診(日曜入れれば4連休)のやむなきにいたりました。
タミフルの効果は症状がでてから48時間以内なら効果があるとのことですが、http://allabout.co.jp/health/medicine/closeup/CU20051115A/
朝には平熱に戻りました。まだ身体中痛いけれど明日にも診療再開できそう、、、。でももう観念するしかないな。
 ヒマにまかせて自分のブログ記事を眺めていたら昨年の今頃は釣りにウインドにとQOLを満喫していた、なのに今年は何なんだとため息つくばかり。

22APR

黒い辺縁歯肉

2008年04月22日

これはメラニン色素沈着どころではなくもはや「Metal Tatoo」といえます。
メタルタトゥー.jpg
歯肉に入り込んだ黒い金属粒を除去してからクラウンを再製作。
ピンクの歯肉が蘇りました。

20APR

技能伝承

2008年04月20日

十数年前のこと。腕前には自信をもつ高名な大工さんの棟梁数人が酒の席で「鉋(かんな)の技術(どこまで薄く削れるか)を競おうではないか」「それは面白れ〜」ということになったそうです。それがもとで先輩の技術や技を若い見習いさんたちに学んでもらおうと全国大会に発展したのが「削ろう会」となりました。昨年の優勝者は厚さ4μ(!)だったそうです。今年5/24、25に会場となる伏木勝興寺にはすでに全国から450名の応募がきているそうです。メンバーの中にはその業界での著名人が多く、そこから貪欲に学ぼうという若い大工さんたちが馳せ参じるのです。「臨床歯科を語る会」と同じだなあと思います。
全国レベルでの達人のひとり香川県の棟梁香川氏の「指金の話」と題する講演会が、勝興寺の大改修事業の陣頭指揮をとる田中棟梁の招きで実現しました。
田中棟梁.jpg

歯科医と大工、業種が異なってもその道の達人と呼ばれるひとには凡庸ではない何か学ぶものがあるはず、と私も聴講してきました。大工さんの技術は法隆寺建立の聖徳太子の時代にまで遡りますが、中国から渡来してきた指金の知恵や技術は日本の伝統技術となって受け継がれているのです。200とおりもの使い方ができる「指金」は超高性能電脳なのですが、即座に平方根√2を知る事ができる内側の目盛りを考案したひとが誰だったかはいまだにわかっていないのだそうです。
講師の香川氏は15歳で見習いとなったいわば叩き上げであり大学でEvidenceとして建築工学を学んだわけではありません。でも経験則ながらその信頼性は厚くこんな大改修工事をまかされるにたるものがあるのでしょう。
この点も歯科臨床と共通するものがあります。
香川棟梁.jpg
一般の聴講者の後ろで食い入るようにききいる若い職人の必死に学ぼうとしている真剣な眼差しが、(語る会夜の部を彷彿とさせ)印象的でした。

19APR

上田昭夫氏講演会

2008年04月19日

元慶応義塾大学ラグビー部監督上田昭夫氏の講演会「リーダーシップとチームワーク〜強いチームは個々の強化(スキルアップ)から〜」が高岡で開催されると知り、慶大を’85日本選手権優勝、’00学生日本一に導いた監督だから「強いチーム」作りに何らかのヒントをいただけるはずだ、と期待していました。
http://wwwx.fujitv.co.jp/zoo/blog/index.jsp?cid=199
父上は東京歯科大学の公衆衛生学教授で教科書は著作でした。また私が学4のわがTDCRT最強だった頃は慶応大学上田昭夫監督の時代。慶応の2本目(2軍チーム)と練習試合に日吉Gへ行った折、合宿所で姿をみかけたものでした。想像どおり快活で熱い人、チビな私より身長が低いことはなんとなくうれしく(?)思えるものの、あの根底に自信が漲るようにみえる元気な姿は、おそらく巨漢外人ラガーメンにもたじろぐことがなかったことが裏付けなのだろうな、と想像していました。
上田昭夫氏.jpg

優れたリーダーは話し方が明快「結論を先に言おう」
メンバーのやる気をあげるために「欠点ばかり指摘するのではなく加点主義」「必要性を感じさせるよう仕向ける」「パスの仕方を教えるのではなく、意思表示させる」
コミュニケーションのスキルとして「ミスがあったとき検証してあげる」
修正能力の高いチームが強いチーム、そのために「順応できるディスカッションを」
その他いくつかのヒントをいただきました。

17APR

「日展百年」展

2008年04月17日

明治政府の発令で創設された文展は、帝展、新文展、日展と組織や名称を変えながらも日本を代表する総合美術展として開催されてきました。今年はその日展の節目となる百年ということで「百年展」が地元富山で開催されているので行ってきました。
百年展ポスター.jpg
100年分から選抜されたいわば「歴代オールスターベスト展」です。明治40年代の屏風絵や洋画などが100年の時を経て目の前に並ぶ様は実に壮観。名作のもつ静なる力に圧倒されます。
教科書にのっていたような作家の名作ばかりをこんなに一堂に集めていいのかと思えるなか、横山白汀氏の作品もピックアップされていたのは本当に驚きです。
白汀前.jpg
明治時代、日本の芸術家たちは多くヨーロッパへ留学に渡ったそうで先駆者の苦労に想いをはせました。現代とは比較にならない大変な事だったに違いない。少し意外に思えたのは、アメリカへ学びに行った画家のことです。ヨーロッパのように伝統はない(と私が勝手に思っていた)アメリカから学ぶ芸術があるとは知らなかった(大変失礼!)。また「表現」に苦悩して画家から彫刻家に転身した作家にも驚いた。多才なのでしょう。
日展の解説.jpg
作品が一部入れ替えられる後期にもう一度出かけるつもりです。5/18まで富山県立近代美術館にて開催中。

13APR

高校の歯科健診

2008年04月13日

20年来の恒例、高岡R高校でです。
少子化の影響が特に私立は顕著なようです。かつては1200人いた全校生徒の口腔内を診るために我々歯科医3人で全員の口腔内を診るのに4時間もかかり、デンタルミラーをもつ自分の右腕が重く感じたものでしたが、毎年生徒数は減少の一途をたどり今年は540人。二人で11時前には終わってしまい、なんだか申し訳ないやら寂しいやら。
 ところで今回は画期的な変化がありました。従来はデンタルミラーを持参していたのですが、今年は学校側で準備するからと電話をもらいました。健診用具.jpg
養護教諭にうかがえば業者が人数分のミラーを滅菌してレンタルしてくれるのだそうです。とても理にかなったやりかただと思います。
でも今日一日で何校もの健診があったはずなので同じやり方をしているところも多いはずなのに業者さんは一体何千本のデンタルミラーを所有しているのでしょう?
例年アシスタントが慣れた頃には終了となるのですが、今年のアシスタントだった女子柔道部のMさんら3人は呑み込みが早いばかりかノリもよく、とてもスムーズでした。
アシスタント高三.jpg

11APR

大学入学式に親出席は過保護?

2008年04月11日

昨年の今頃、親用の席が用意されていないからと入学式を断念(本ブログ'07 3.28記事「大学構内」)させられたことをいまでも後悔しています。今日こんなニュースとアンケートを目にしました。
日本武道館での東大の入学式で3000人の新入生をはるかに上回る5300人もの父兄がきたそうです。東大に受かった!と両親、場合によっては祖父(母)まで入学式にきたのでしょう。そんな大喜びしたい気持ちはよくわかります。。
それについて特別名誉教授氏が苦言を呈したのだそうです。「親は子離れ、子は親離れしてほしい」と。
子供の大学入学式に親が出ることは過保護なことなのでしょうか?
ヤフーアンケートでは数万人人中の約半数が「やっぱり過保護だ」ということのようです。

私見ですが、
例えば入試について行ってあれこれ世話をやくとすればそれは過保護かもしれません。でも入学式は子供が頑張った後の晴れ姿。それを遠くからでも見たいと思うのは子供が甲子園に出場したら親が応援に行くのと同じじゃないかと私は思うのです。
それに親としては「一丁あがり。あとは仕送り」なのだから、この先どんなひとたちとどんなところで学ぶのか、それを見届け一区切りつける、なのではないかと思うのです。
東大だろうが西大(そんなのないか)だろうが、次女、長男が入学の暁には私はなんといわれようと休診してでも入学式に行くのだ。

08APR

4月8日

2008年04月08日

当院開院記念日です。
昭和62年のこの日も桜吹雪が舞い散るとてもいいお天気でした。
今日はF中学校T高校の入学式でもありました。本人顔出しNGにつき真新しい通学靴と内履きズックです。靴.jpg
ズック.jpg
30数年前のこの時期にたった数年間どうして自分は死に物狂いで頑張りきれなかったのだろう、、、と生涯取り返しのつかない後悔の念を引きずり続けるオヤジの二の舞とならぬよう、次女にエールを送るものであります。

06APR

花見イカ

2008年04月06日

ちょうどお花見の頃に釣れるするめいかのこどもです。
沖漬け(釣れたイカを生きたまま醤油、みりん、酒、唐辛子のたれにぶち込むと腹一杯醤油を飲み込み絶命。身も心(?)もたれが行き渡り、これは美味い!)、塩焼き、刺身、そして塩辛です。
花見イカ.jpg

毎回釣行の帰りに魚屋のKさんのところへ釣魚を持参してさばき方を教わるのですが、魚をきれいにおろすのは実に奥深いものがあります。包丁の使い方、魚の解剖を熟知しているプロだからこそ非常にきれいでしかも早い(当然か)。塩焼きや唐揚げ等にははらわただけをそんぐり取り出し姿形はかえず。刺身のときは必要充分にしかも美しく。
捌く.jpg
また基本は同じでも魚の種類ごとに押さえるポイントが異なる。お手本をみせてもらってすっかりわかったように思えても自宅でやってみると、見るとやるのは大違い。あんなきれいにはとてもできません。あれ!?それって私たちの仕事とにているのかも。この修行も当分続きそう。

02APR

たかがCR充填されどCR充填

2008年04月02日

接着性、耐摩耗性、審美性の向上その他の進化でコンポジットレジンへの信頼性が高まったことと、マイクロスコープによる精密で確実な手技が発揮できることが相まって、以前とは比較にならないくらいCR充填を行う頻度が増えました。昨日の午前中に行った4例を軽症〜重症に並べてみました。

1.若年者の隣接面カリエス
cr〜1.jpg
2.インレー2次カリエス
cr=2.jpg
3.臼歯のやや広範な2次カリエス
CR3.jpg
4.露髄を伴った深い隣接面カリエス
cr4.jpg
4例とも即日に処置終了です。術前術後の写真をお見せした患者さんの喜び方は術者の想像を超えていて、本当によかったなあと思わされるのでした。
現在の術式ならではの「審美修復」ですが、これがなければメタルインレー〜2次カリエス〜抜髄〜フルクラウン〜歯根破折〜抜歯 の最悪パターンとなるかも?

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