院長ブログ

カテゴリ「根分岐部病変」のブログ記事

11APR

侵襲性歯周炎 〜メインテナンス10年

2018年04月11日
当時、富山県内数軒の歯科医から多くの歯が保存不可能、、との診断をうけ、その後紹介で当院に来院された34歳男性。若くしてこれだけの重症ですから侵襲性歯周炎といえるのでしょう。ご本人の「葉を残したい!」という執念?が見事にみのり一本も抜歯する事なくメンテナンスに移行。3〜4カ月の一度のメインテナンスが10年続いています。
経過観察のためにCTを撮らせていただきました。

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この10年、1本も歯を失っていないことはもちろん、プロービングデプスの再発はもちろん炎症の再燃その他皆無です。まだまだ当分行けそうです。
  
   メインテナンスの継続が歯を失わない鍵!ですね。
18JUN

根分岐部病変 書評

2016年06月18日
某県歯科医師会の会報には 鷹岡竜一「他」呼ばわりされていたので丸めてゴミ箱に捨てたが、DH向けの書評は、スーパーハイジニスト シナリンカズカズさんが書いてくれました。
根分岐部病変書評.jpgうれしいですね〜!

18NOV

歯界展望別冊「根分岐部病変」

2015年11月18日
根分岐部病変に特化した書籍は未だかつてないと思います。根分岐部病変といえば歯周治療の最後の難関!?それらの多くは予後不良、もしくはブラックボックス入りになってきたからなのではないでしょうか。今回、現在の臨床手法を網羅しようというこのプロジェクトに編集者として関わらせていただきました。症例は8症例、介入度の低いものから高いものの順に提示させていただきました。
根分岐部病変 表紙.jpg
大学の先生、多くの臨床家の協力を得て待望の新刊、渾身の一冊が完成です!根分岐部病変の基礎知識から豊富な臨床例まで、歯周治療に関わらざるを得ないすべての歯科医にてにとってほしい自信作です!
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12NOV

上顎根分岐部へのクリーピング

2015年11月12日
根分岐部病変とくに上顎は「どの根を抜くか、歯周外科をいつするのか、再生療法は?」が話題になることもありまが、その処置方針が未解決と言ってよく、「抜根すればまた新たな根分岐部が現れてしまう」「形態が複雑になって清掃困難」「2次カリエス発生の危惧」「失活により歯質の脆弱化」「残った根の植立方向の咬合力との違い」などのため、結局多くは予後不良だったはずです。PlaqueControlがよく、力の要素をControlできるならなるべく抜根は避けるべきです。問題があってから方針を切り替えても決して遅くはありません。

青木左側方4.jpg
根分岐部のX線透過像はかわらないまま、根分岐部にクリーピングしてプローブがはいらなくなりました。

05NOV

歯界展望別冊「根分岐部病変」

2015年11月05日
歯周治療において根分岐部病変、とくに上顎は未解決といえ、これに正面から斬り込んだ書籍は未だないと思います。
現時点での保存的治療についてまとめる難かしい企画でしたが、鷹岡竜一先生と一緒に編者として参加させていただきました。また「5章アプローチの実際」に症例を提示させていただいています。
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発売が楽しみです。


06DEC

「根分岐部病変」タイトル

2012年12月06日
早月尾根の山道にあった大木をみてひらめきました。
たいとる.jpg半分ジョークですが、形態のうえからメインテナンスの困難さを示すタイトルバックをつくってみました。
26JUL

上顎根分岐部病変11年経過

2012年07月26日
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左初診'01〜右メンテナンス'12
垂直ポケットが管理できれば水平ポケットは管理できる、の好例です。根分岐部病変2〜3度は骨のあるうちに抜歯して、、、、という風潮には強く反対するものです。


05MAY

根分岐部病変Ⅱ度 15年経過例

2012年05月05日
「Ⅱ度はきまって悪化する。骨があるうちに抜歯してインプラント」といってる人の意見には強く反対するものです。一年に2度のメンテナンスが15年来続いています。
 根分岐部メンテ15年.jpg
左:再評価時 右:最近 Ⅱ度の病変の進行は停止し安定、歯間乳頭部のクリーピングもみられます。


22APR

下顎根分岐部病変Lindheの分類2度の長期予後:生活歯

2012年04月22日
炎症がコントロールされ垂直方向のポケットメインテナンス下にある長期経過の2症例。
上:初診時42yM 右下6 '97~'12 14年経過
生活歯下顎1.jpg下:初診時41yM   左下6   '92 ~'12 20年経過

「根分岐部病変は必ず予後が悪い。(積極的に)抜根?分割?再生療法?早期に抜歯して、、、、」というディスカッションがありましたが、生活歯ではそれにはあてはまらず2症例とも根分岐部の治癒形態はLJEでしょうけれども悪化の気配は全くありません。
24MAR

根分岐部病変2度とメインテナンス

2011年03月24日

'97初診当時40歳男性。右下6に頬舌側から2度の根分岐部病変が存在。スケーリング、ルートプレーニング、FOPを経て6ヶ月毎のメインテナンスが14年継続しています。
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挺出によって垂直ポケットが減少すれば水平ポケットはメインテナンスできるのです。歯間乳頭部にはクリーピングもみられます。
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x線写真でも安定しています。

25FEB

根分岐部病変長期経過2

2011年02月25日

'92初診 30代男性左下6に根分岐部病変1~2度.
口腔内写真,レントゲンのQuality(の低さ)は当時の当院の実力そのままです。
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真面目な方です。19年メインテナンスが継続されています。
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根分岐部にX線透過像あるもののよくコントロールされています。

24FEB

「根分岐部病変2度は抜歯」だって?

2011年02月24日

アメリカでは根分岐部病変2度は抜歯〜インプラントとなるらしい。バカな話です。
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そういえば「根分岐部病変2度は骨のあるうちに抜歯して○ンプラントをうつべきだ、歯冠歯根比1:1を超えたら(歯冠の方が長くなったら)抜歯して○ンプラントだ」という記事がありました。それがなんと「歯周病専門医、指導医」なのです。「こいつ歯周病専門医の面をかぶったモクネジ屋だ、生かしちゃおけねえ、、」
 というわけで根分岐部病変2度の経過例です。
'97初診。当時40歳男性。主訴は右下臼歯部疼痛。根分岐部急性発作でした。8は抜歯しますが6の保存は当然です。
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それから13年後の'10 現在。6ヶ月に一度のメインテナンスが継続されています。
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根分岐部は依然存在しますが、骨も歯肉も安定し付着歯肉も育ってきました。両隣在歯とも歯冠歯根比は1:1より悪いですが、別に何の問題もありません。

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