2010年8月31日
患者さんのモチベーション
原稿をいくつか掛け持ちしてアップアップのさなかだってのに、やんごとない事情からもひとつ追加を断れないことになりました。歯周病と糖尿病の関連について内科医のあとをうけて歯科医の立場としての意見を述べてほしいというものです。

私は立場上、歯周病と糖尿病の関連シンポジウムなんていう企画もしましたが、自分の本音をいえば「歯周病を治したら糖尿病がよくなる、糖尿病を治したら歯周病がよくなる」なんて全く思っちゃいません。別でしょ!?実際私は糖尿病の指導は一切していませんが歯周病を治せています。
でも今回の症例では、10年来メインテナンスしてきた歯周病が突然悪化した背景に糖尿病が潜んでいたこと、患者さん自身のモチベーションで糖尿病がコントロールされ、それに伴って歯周病も再びコントロール下になったことから「増悪因子には間違いない」のでした。そして両者には「自分で治そうとする意思のあるひとにはコントロールできる、まさに生活習慣病という点で共通する」というのが教訓です。
ところで今日初診で遠方から紹介でみえた若くして重度の歯周病の患者さんのカウンセリングでのこと。歯周病の成因と治療の仕方、予防の仕方について詳細なご説明をしました。すると終わったのに涙を流されなかなか立ち上がらないのです。おいおい、まだ治ったわけじゃない、これからなんですって。でも涙を流すほどに納得いただければ、この方のモチベーションも決意も満点。必ず治せると私は確信しました。がんばっていきましょう!
投稿者 makino418 : 06:06 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月30日
須貝昭弘先生講演会
数年前須貝先生に高岡市歯科医師会で講演いただくお願いを打診していましたが、そのあと阪大村上教授の講演をどうしても早く聴きたくなって、須貝先生はうやむやに、、、その節は、あくまでもジコチュウ我田引水な学術担当理事のせいで本当に申し訳ないことをしました。

ヨボウの巨匠の功罪か、MIの名のもとに小さな虫歯を削ることがなんとなく悪いことでもあるかのようなイメージを皆が植え付けられて来たように思います。そのせいでためらってしまいアンダートリートメントや見逃しになって、悪化させてしまうことがあれば、それは忌々しきことです。ではその診断は?処置は?こんな小さなことにも興味をもちそのためにいわゆるEBMとは異質の柔軟な発想。また、たかだか裂溝ウ蝕の話題(失礼!)で皆を納得させるだけの2時間もの講演を構築できる須貝先生の力量にもあらためて恐れ入りました、でした。仕事だけではない充実した歯科医の人生を幅広く十二分にエンジョイされている須貝先生。
素晴らしい講師のおかげで今回も我ながら大変よい企画だった、と自画自賛。
投稿者 makino418 : 08:19 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月26日
歯界展望9月号
根分岐部病変を抱えたメインテナンスが13年経過しました。

ある誌面でのインプラント医と歯周病専門医との対談にて:(イ)「再生療法の適応基準は?」(歯)「歯冠歯根比が1:1を超えたとき(歯冠のほうが長くなったときの意)には再生療法」(イ)大臼歯部根分岐部病変は?」(歯)「根分岐部病変を抱えていれば必ず予後が悪い。リンデの分類2度で骨があるうちに抜歯してインプラントに置き換える方がいい」
『そんな、、、!』(まきの)という訳で今回。
また今月号には永田省蔵先生によるデンタルハイジーン別冊「知っておきたい『力』のこと」の書評が載っています。

今回の編集者執筆者の大半は,私と同年代と少し歳下の語る会メンバー。永田先生はその兄貴分ともいえる皆が敬愛する先輩なのです。この秋のクイント国際シンポジウム、来年のGC国際シンポジウムでも講演されるそうです。かっこい〜っ!
千葉永田須貝と並び称される須貝先生を今週末高岡市歯科医師会にお招きしています。
投稿者 makino418 : 21:46 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月24日
X線像&歯肉退縮〜クリーピング

赤染めで全く染まらないくらいプラークコントロールのいい方ですが、顔面まで大きく腫れるくらいの激しい炎症でした。これは普通の歯周炎ではないので通常の歯周基本治療では治せません。左上23ともに生活歯です。

3年後のメインテナンス。骨レベル半分くらいながら安定しています。
患者さんが東京に転居になったため、資料の正確さやきれいさでは右に出るものがないといわれる高輪の鷹○竜○先生にご紹介、メンテナンスをお願いしました。

歯肉退縮もこれだけクリーピングすれば上出来でしょう。
この治療の詳細は歯界展望11月号候補です。
投稿者 makino418 : 05:58 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月22日
レッドビーシュリンプ
キモかわいかったウーパールーパーが、ただでかくてキモいだけになって、でも猛暑に突然死してから数週間、、、。空いた水槽スペースにレッドビーシュリンプ(鑑賞用エビ)がやってきました。

エビが生息しやすい温度、PH,栄養素等が安定するための「水つくり」には、水草とパイロットフィッシュで確認してからのGOサインまで2週間かかりました。
海では魚を呼び寄せるためにコマセアミエビ(冷凍の小エビのブロック)を撒き、サシエ(餌)のオキアミ(エビ)を丁寧に釣針に通している私が,同じエビに対してなぜこのように優遇するのか、、、それは自分ながら不可解。でも水槽のなかの悠然と泳ぐレッドビーを眺めていると時を忘れるのです。
投稿者 makino418 : 21:52 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月20日
臓器提供意思あり
臓器提供のニュースがきかれていますが、私も10年ほど前にカードに署名しました。

いずれ私の身に海か山でもしものことがあり脳死判定となったら、リサイクルできる臓器はいくらでも提供したいと思います。ただしこれはまったく私ひとりの思いなので家族にも勧めているるものではありません。
投稿者 makino418 : 08:25 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月18日
靴底、かかと

左:徒歩通勤に使っていたトレッキングシューズ。これだけ使えば充分でしょう。
右:私の右足踵の靴ダコ。踵にこんな巨大タコがある歯科医は私をおいて2人といまい。
これだけの成果をこの夏山で発揮できなかったことは残念です。
投稿者 makino418 : 22:10 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月17日
減塩スモーク
前回の燻製はしょっぱ過ぎて塩分控えめを気にされるひとには申し訳ないことをしました。
そこで今回、減塩版試作。これはうまくいきました。

定番チーズ イカのワタ&ゲソ 減塩牡蠣 これだけあればビールがいくらでも呑めます!
投稿者 makino418 : 14:22 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月15日
今日はウインド断念、、、
「山がダメなら海がある」でも相方Kくんにアタリはあったものの風があがってきて早上がりを強いられました

いい感じの西風が吹いている!ウインドサーフィン一式を積み込んだら海にUターンです。でもいかんせんお盆休みで日曜日とくればビーチは海水浴客でいっぱい。危なくて出艇できません。

やむなく今季3度目の岩牡蛎です。

今日は新しいポイントを発見、牡蛎が2重3重に張り付いていました。獲り放題!
投稿者 makino418 : 23:38 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月14日
仙人池断念、、、
'97秋に撮影した仙人池に映る裏剱(剱岳の裏側)です。結構いいでしょう?

仙人池ヒュッテはこの景色とともに気さくなマドンナ(ばあちゃん)が揚げてくれるアツアツのトンカツ、風呂まで入れることで有名ですが、室堂から9時間の難行なのです。久々にこの裏剱を眺めたくなり朝4:30自宅を出ました。室堂に7:50.しかしなんと強風、雨、霧で視界1mの世界なのです。こりゃダメだ、、、、

私の山歴10数年のなかこんな勇気ある撤退は初めての経験でした。室堂で「剱」と書いた帽子が妙に気に入って衝動買いしてしまいました。スタディーグループ活動に使えるかもしれません。
投稿者 makino418 : 16:32 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月10日
歯苦歯苦:こうして治した歯周病
私がもっとも尊敬する臨床家のひとり北川原健先生の新刊です。

前作の出版が1889年ですから21年前。

北川原先生と最初に遭遇したのは20年ほど前のある宴席。私はそれが長野のスタディーグループ「Oの会」の集まりとは知らずにいました。隣席の若手に「最近、北川原先生って人の本読んだけどスゴイねえ、どんなひと?」なんてきいていたときのことです。たまたま目の前にビールを注ぎに回ってきていた方が「キタガワラは俺だ!」と言ったのです、これにはぶったまげました。あの日からもう20年、、、。私の歯周治療の目標はイエテボりより長野だと信じて、あんな仕事をするには私は何をどうしたらいいのか、とそれを追いかけて今日に至りました。
その後の講演では、それまでの患者さんに定期検診を勧める手紙を出したところとても高い割合(数字は忘れました)の返信があり1,000人もの「気心しれた患者さん」たちとメインテナンスシステムが構築された、、、こりゃかなわんなあと思ったものです。多くの患者さんたちとの良好な関係、生活習慣病をメインテナンスする歯周治療においてここが一番のポイントなのかもしれません。
改訂版の症例の経過は30年以上ばかりというのは驚異的です。もっとどでかいハードカバーの大著にされてもなんらおかしくない内容なのに、待合室におく患者さんむけのパンフのような気楽な冊子に仕上げられたあたりは北川原先生の肩肘はらない臨床そのものなのかもしれません。それにしてもいまにして思えば私が初めてみた北川原先生の20年前は当時40歳代後半,現在の私より若かった。でもすでに現在と同じ落ち着きとオーラを放っておられました、、、、。
投稿者 makino418 : 19:05 | コメント (2) | トラックバック
2010年8月 8日
鯛のかたちをしたかまぼこ
当院勤続17年DH林がこのたびめでたく結婚しました。結婚披露宴はせず近親者のみで式を行ういわゆる「ジミ婚」なんだそうですが、「お祝い返し」が送られてきました。

「ケンミンショー」みたいな話題です。ここ富山県では鯛をかたどった大きな蒲鉾を結婚披露宴の引き出物にする風習があります(近年あまりみられなくなったのでこれは久々)。これのおかげで代々続く「カマボコ屋さん」という商売も成り立ってきたのかもしれません。大きく「メデタイ(鯛)」なのでしょう。今回の測量では54cmありました。お幸せに!
投稿者 makino418 : 21:25 | コメント (0) | トラックバック
イカと牡蛎のスモーク
先週あんなに牡蛎を獲って燻したのに大半は他人にあげてしまい、自分の口にほとんど入りませんでした。そんなわけで土曜の午後に自分食べる分だけ潜ってきました。

今朝も暑い中、夏イカ入れ食いなのですが、これも食べる分だけで帰宅。

歯周病〜糖尿病イベントに顔出してからスモークです。

投稿者 makino418 : 20:39 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月 3日
あ~った~っ!!
歯科オタクな私たちにとって正確なレントゲンは「命!」なのですが、「全国誌登場はおろか、あわよくば国際学会級かも」と思っていた大事な大事な症例の初診時のレントゲン写真をあろうことか紛失(!)してたのです。深夜に及ぶ大捜索を重ねどれだけため息ついたことか。やむなく無念の畳3回タップ(ギブアップ)のていたらく、I出版編集部Hさんには多大な迷惑をかけた。それが今日突然発見されたのです!

県外から通院されてた患者さんがふと気になり、ひっぱり出してみたカルテのなかに紛れ込んでいたのです!こうしてひょっこり見つかることは予想していたものの、今日はほんとにうれしい。スモークで祝杯だ。こんな失態を2度としないようこれからは金庫にいれて鍵をかけておきます。
投稿者 makino418 : 18:53 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月 2日
牡蛎の燻製
昨日休日当番だったので本日休診、夜明け前から出漁です。

良型のハチメとうれしい外道がちょうど家族で食するだけですが、皆さん働いてる平日に釣三昧は格別な気分でした。さて今日のメインテーマは岩牡蛎スモークです。この暑さで干物(左)の出来は上々,これで十分美味しくいただけますが、これをさらに燻すこと1時間半、やっと燻製(右)が仕上がりました。「獲り」「剥き」「干し」「燻し」てようやくできた手の込んだ逸品!

この香ばしさを画像でお伝えできないことが残念です。ついでにスモークチーズも仕込むとするか。
